【難読】なんて読む！？「拘泥」の正しい読み方

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか？

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「拘泥」の読み方です。

なにこれ？ と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「拘泥」の読み方は？

「拘」は、拘束、拘置と読むので、“こう”という読み方を知っている人もいるでしょう。「泥」は、そのまま読むと“どろ”ですよね。

では、二つを合わせて“こうどろ”なんて読み方をするのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“こうでい”と読みます。

「拘泥」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「拘泥」の意味は以下のように解説されています。

こう‐でい【拘泥】

［名］(スル)こだわること。必要以上に気にすること。「勝ち負けに―する」

周りが見えなくなるくらい、必要以上にこだわること、というニュアンスの言葉になります。なかなか馴染みのない言葉ですが、“こうでい”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「拘泥」を正しく読むことはできましたか？

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「拘」も「泥」も、どちらもこだわるという意味合いの漢字なので、漢字の意味を知っていたらおのずと「拘泥」の意味も分かったかもしれません。

聞き慣れない言葉ですが、こだわりすぎて良くないという、ネガティブな意味合いの言葉になります。誉め言葉ではないので、使う際は気をつけてくださいね。

（ななしまもえ）

※この記事は2023年03月03日に公開されたものです