【難読】“……けい”?「畏敬」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「畏敬」の読み方です。
“なにけい”って読むの?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「畏敬」の読み方は?
「敬」は、敬語、尊敬と読むので、“けい”という読み方は馴染みがありますね。「畏」は畏怖と読むので、“い”と読むのを知っている人もいるでしょう。
では、二つを合わせて“いけい”と読むのは正しいのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“いけい”と読みます。
「畏敬」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「畏敬」の意味は以下のように解説されています。
い‐けい〔ヰ‐〕【畏敬】
[名](スル)崇高なものや偉大な人を、おそれうやまうこと。「―の念を抱く」
美しい自然や風景、アートなどを見て強く心を動かされたときや、偉大な人物に対して尊敬の想いを表す「畏敬の念」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「畏敬」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「畏」はおそれるという意味の漢字で、「敬」はうやまうという意味なので、「畏敬」はそれぞれの漢字通りの意味合いの言葉でしたね。
「畏敬」はビジネスシーンで使われることもありますが、社長や業界トップの企業など、自分から距離のある存在に対して使います。身近な人に対して使うと嫌味と捉えられてしまったりもするので、使う際は気をつけてくださいね。
(ななしまもえ)
◆Check!
※この記事は2023年03月01日に公開されたものです