【難読】“いいつたえ”じゃない?「言伝」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「言伝」の読み方です。
“いいつたえ”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「言伝」の読み方は?
「言伝」は、そのまま読むと“いいつたえ”となりそうですが、その場合は「言い伝え」となり、送り仮名がつきます。それに、“ごんでん”と読むのも違和感がありますよね。
では、「言伝」でなんと読むのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ことづて”と読みます。
「言伝」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「言伝」の意味は以下のように解説されています。
こと‐づて【言▽伝】
《古くは「ことつて」》1 伝えたい言葉を他の人に取り次いでもらうこと。また、その言葉。伝言。ことづけ。「明日来るようにと―をする」
2 間接に人から伝え聞くこと。また、伝え聞いた話。伝聞。「―にその話は聞いた」
頻繁に使うことはないかもしれませんが、映画やドラマのセリフで「言伝を預かってきました」なんて聞いたことがありませんか。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「言伝」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「言」も「伝」も、それぞれ簡単な漢字ですが、案外正しい読み方が分からなかった人もいるのではないでしょうか。
漢字と意味が「言伝」と似ている「言付け(ことづけ)」という言葉もあります。今まであやふやに使っていた、という人はこの機会にきちんと覚えましょう!
(ななしまもえ)
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※この記事は2023年01月31日に公開されたものです