「お詫び申し上げます」の意味とは? 正しい使い方と注意点(例文つき)
「お詫び申し上げます」を使う時の注意点
「お詫び申し上げます」は丁寧に謝罪の気持ちを伝える表現ですが、使う際にはいくつかの注意点があります。
誠意が伝わる謝罪となるよう、しっかり理解しておきましょう。
(1)ささいなミスには使わない
「お詫び申し上げます」は、相手に迷惑を掛けた時に謝罪の気持ちを伝える言葉。
しかし、非常にかしこまった表現であるため、日常のささいなミスに対する謝罪には向いていません。
例えば、先輩から「来週の会議室の予約入っていなかったから、代わりに入れておいたよ」という場面があったとします。この場合「お詫び申し上げます」と謝るのは過剰であり、慇懃無礼になる可能性も。
このようなケースでは「申し訳ございません」といった表現の方が適切でしょう。ミスの度合いによって、表現を変えて使うことが重要です。
(2)改善策や反省点も一緒に伝える
「お詫び申し上げます」と謝罪の言葉を述べる時は、ミスに対する改善策や反省点も一緒に伝えることが基本です。
起きたことは変えられないので、その後に誠意を込めた謝罪をすることで信頼回復に務めましょう。
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