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【難読】なんて読む?「皸」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「皸」の読み方です。

まったく読み方が想像できない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「皸」の読み方は?

「皸」はなかなか見ない漢字なので、読み方がわからない人がきっと多いですよね。

実は、冬になるとテレビCMなどで耳にすることも多い言葉なのですが、イメージできますか?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あかぎれ”と読みます。

「皸」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「皸」の意味は以下のように解説されています。

あか‐ぎれ【×皸/×皹】

《「あかがり」の「あか」を「赤」と意識してできたものか》冬、寒さなどのため手足の皮膚が乾燥して裂ける状態。あかがり。「―が切れる」《季 冬》

冬になると、ハンドクリームのCMなどで「ヒビ・アカギレ」という言葉を耳にすることがあると思います。

漢字で表記されることはほとんどありませんが、「皸」と書くんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「皸」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。漢字から読み方を想像するのは難しいですが、言葉自体は身近なものでしたね。

実は、「軍」と「皮」が左右入れ替わった形で、同じく“あかぎれ”と読む「皹」という漢字もあります。どちらも読み方と意味は一緒なんて、漢字って面白いですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年12月27日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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