【2024】初詣に行ってはいけない日や時間は? 避けるべき理由と参拝の作法
初詣でやると良いこと
次は初詣でやると良いことについて解説します。
(1)お焚き上げをしてもらう
昨年神社やお寺でお札やお守り、破魔矢をいただいていたら、初詣の際に持って行き、「古札納め所」などと書かれた場所に納めるようにしましょう。
1年を過ぎたら、神社で授かったものは神社に、お寺のものはお寺に納め、お焚き上げをしてもらうと良いでしょう。ただし、お守りは願ったことがかなうまで身に着けていても構わないといわれています。
(2)おみくじを引く
おみくじを引くのは良いのですが、基本的には一度の参拝で一回のみ。良くないくじが出たからといって、何回も引き直すのは避けてください。
もしも凶が出てしまっても、やがて吉がやってくると考えるようにしましょう。引いたおみくじは「おみくじ結び所」に結びつけて帰る人が多数派ですが、大吉や吉は良い運をとどめるために持ち帰ると良いともいわれます。
いずれにせよ吉凶にこだわりすぎず、記されている教訓や指針を心に留めておくのが良いでしょう。
(3)ラフ過ぎない服装で行く
初詣の服装については、特に決まりがあるわけではありませんが、神様、仏様にごあいさつに行くのですから、きちんとした服装が望ましいでしょう。
特別な機会として晴れ着を着る人もいます。着物に限らず、あらたまった場にふさわしい服装であれば大丈夫です。
初詣の作法は?
神社でもお寺でも、初詣で願い事をする時は、まず前年の感謝や報告を述べるようにします。ご利益を祈願するのは、その後です。
そして、願い事は一つが基本です。欲張ってあれもこれもといくつもお願いしないように気をつけてください。
ちなみに、お賽銭の額に決まりはありません。たくさん出せば出すほどご利益が得られるということではありません。自分の気持ちに合わせて決めれば大丈夫です。
ただ、語呂合わせで、縁起がいいと好まれる額もあります。例えば5円は「ご縁がありますように」、15円は「十分ご縁がありますように」、25円は「二重にご縁がありますように」、45円は「始終ご縁がありますように」。
反対に10円は「遠縁」になるから避けた方がいいとも言われます。
初詣をしてはいけない日を覚えておこう
初詣に行ってはいけない日、また参拝してはいけない時間帯、参拝の作法についてご紹介しました。
忌み中や不成就日などに初詣にいったからといって必ず悪いことがあるわけではありませんが、できれば気持ち良く参拝したいものですよね。
新しい年の初めの行事ですから、作法やマナーを守って、幸先のいいスタートを切りましょう。
(紅たき)
※画像はイメージです
※この記事は2022年12月16日に公開されたものです