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【Ep.3】キスで生まれた安心感

#ドラ恋10考察

瑞姫

2022年11月から配信がスタートしたABEMAの『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』。“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか?”をテーマに、若手俳優と女優がキスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながらその恋模様も追いかけるリアリティ番組です。今回は、恋愛コラムなどの執筆を手掛けるライターの瑞姫さんが、毎週の配信話を追いながらガチ考察します!

(C)AbemaTV, Inc.

前回は、“台本の黒塗り部分を自分たちで考えて演じる”ことが課題となった第2話のオーディションに挑む様子が放送されました。それぞれがさまざまな思いを抱えて挑んだ演技に注目が集まっていました。

今回はついに主演を演じるペアの発表。第2話のストーリーを演じるのは誰なのか、そして、キスシーンを演じることで気持ちは相手に惹かれていくのか……。早くも共演を機に動きを見せるそれぞれの思いに注目です。

第2話の主演を演じるのは?

第2話の主題歌は藤原さくらの「まばたき」。ブルックリン・ブリッジを舞台に、単身ニューヨークに渡った孤独な女性の元に恋人の男性が駆けつけ、彼女が笑顔を取り戻す物語です。

オーディションの結果、第2話の主演を勝ち取ったのは、クレアさん×翔大さんペア。由水先生はその理由について「“リアル・ケミストリー”、一番繋がっていると感じたから」と説明し、「前回から一番の飛脚」と再度ペアとなった二人の成長を評価します。

(C)AbemaTV, Inc.

本番では練習と違った演技になったと話していましたが、逆にその瞬間そこにいるクレアさんの表情を受けて演技したことが“リアリティ”を生み、良い結果に繋がったようです。
練習とは違った演技をした翔大さんに対して、臨機応変に向き合って楽しんで演技したクレアさんもそうですが、やはりお互いのことを考えあって行動することの大切さが、演技でも重要なのだと感じました。

深い優しさにスタジオ陣が思わず涙!

言葉の壁にぶつかりながらも台本の内容を深め、自分達の物語を作り上げた二人。

翔大さんは日本語でのドラマ撮影が初となるクレアさんに練習で台本の意味を丁寧に教えている所が印象的でしたが、「クレアが伝えてくれる言葉をなかなか汲み取れない」「それが悔しかったし、本当に迷惑かけたね」と、自身にも至らぬ所があったとクレアさんを気遣います。翔大さん、なんて気遣いができる良い男なんだ……。

(C)AbemaTV, Inc.

しかし、翔大さんの優しさはこれだけでは終わりません。撮影が始まると、演技で涙を流した後のクレアさんに「ティッシュいらない?」とすぐに声をかけたり、日影を作ったり、「(このシーンはカメラに顔があまり映らないから)省エネモードでいいよ」と伝えたり、クレアさんのことをとにかくよく見ていて、気遣いが半端ないのです。

また、集中して一気に演じ切ることがクレアにとって良いと感じた際は、スタッフに「いけそうなら、集中する時間もらって本番バンバンやっていけますか?」と提案。休憩をあまり挟まないという提案をしたことに対しても「いける? きつい?」とスタッフの体力も心配し、「ずっと(お芝居の)モードにいるから」とその理由についても説明します。

男性としての魅力だけでなく、人としての魅力が溢れている翔大さんの愛情深い姿に、スタジオMCスタジオMCを務めるあ〜ちゃん(Perfume)さんと谷まりあさんは思わず涙していました。

(C)AbemaTV, Inc.

キスで生まれたドキドキと安心感

第2話のドラマで熱いキスシーンを見事演じ切った二人。

翔大さんはカットがかかると「クレアありがとうね」とクレアさんを抱き寄せたまま、感謝の気持ちを伝えており、思わずこちらまでドキドキしてしまうほどの紳士っぷり。クレアさんも翔大さんに肩を寄せながら照れたような表情を見せており、かなり距離が縮まった様子が見られました。

(C)AbemaTV, Inc.

インタビューで翔大さんは「安心感というか、落ち着きました」「きっと繋がったものはあったと思います。少なくとも僕にはありました」と話し、「間違いなく好きになって来ていますよね」「この現場が終わっても会いたいなと思い始めてる」と気持ちが惹かれつつあることを明かします。

一方、クレアさんも「すてきな人だと思います」「自分より人のことをいつも考えていて私もたくさん助けられました」と翔大さんの優しさに感謝しており、キスシーンについても「すごく安心してました」と心は繋がっていた様子。

(C)AbemaTV, Inc.

しかし、クレアさんが抱いた感情は「ドキドキではなく安心」だそうで、「翔大くんはすごく良い人ですから、気持ちが変わるかはまだ分からない」と今の素直な気持ちを明かします。お互いに感じた安心感が、ここから別の相手との演技を経験することでどう変わるのか気になるところです。

“三度目”の正直はある? 実憂の大翔への本音

お互いが望み、二度目のペアでの挑戦だったものの、惜しくも主演を演じるに至らなかった実憂さん×大翔さん。

(C)AbemaTV, Inc.

撮影の裏側で実憂さんは、もし次のペア決めで再び女性メンバーから選ぶことになった際は「申し訳ないけど、大翔は選ばないかなって思う。正直ね」と告白。その理由について「二話目の時に、自分で選ぶのは最後かなって(思って演じた)」説明し、「好きって感情は芽生えなかったし、恋はしないかなって」と胸の内を明かしました。

演技だけでなく、恋もしにNYに来ていることもあり、あと残す4話を誰とどう演じるかも重要なポイント。同じ相手だけでは見えてこないこともあると考えると、実憂さんの素直な気持ちも分かります。

(C)AbemaTV, Inc.

放送の最後では、今度は男性メンバーが、ペアを組みたい女性メンバーに“相手が気に入りそうなプレゼント”を贈ってアプローチするよう言い渡されます。ドラマを演じる中で、徐々に自分の気持ちの変化に気付きつつあるメンバーもいる中、誰を選ぶのか……。

次回の予告では、「(大翔さんは)選ばないかなって思う」と話していた実憂さんに、大翔さんがアプローチする姿が! 二度の共演で気持ちが動かなかったと話していた実憂さんが、大翔さんからのアプローチに応えるのか、ペア決めの行方が気になります!

(瑞姫)

※この記事は2022年11月30日に公開されたものです

瑞姫

フリーランスの取材・インタビューライター、コラムニスト。主にエンタメ、トレンド、グルメ、ビジネスカテゴリで活動中。

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