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【Ep.4】相手の不安を払拭するまっすぐな本心

#ドラ恋10考察

瑞姫

2022年11月から配信がスタートしたABEMAの『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』。“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか?”をテーマに、若手俳優と女優がキスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながらその恋模様も追いかけるリアリティ番組です。今回は、恋愛コラムなどの執筆を手掛けるライターの瑞姫さんが、毎週の配信話を追いながらガチ考察します!

(C)AbemaTV, Inc.

前回の放送では、藤原さくらさんが主題歌を務める第二話「まばたき」を、クレアさん×翔大さんペアが演じ、翔大さんのクレアさんを気遣う紳士的な優しさに注目が集まっていました。

今回は第三話のペア決めの行方を発表。今回は男性メンバーから、ペアになりたい女性メンバーへアプローチすることでペアが決まります。二度の共演で気持ちが動かなかったと話していた実憂さんは、大翔さんからのアプローチに応えるのか。そして、他の男性メンバーはいったい誰にプレゼントを渡すのか、注目です。

三度目の共演で心は動くのか……実憂さんの決断

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男性メンバーは制限時間5時間の中、自分がペアを組みたい女性へ、“相手が喜びそうなプレゼント”を持ってアプローチをしにいきます。順番は“早い者勝ち”で“女性側には拒否権あり”。

ドキドキのルールの中、思い思いの女性をイメージしながらプレゼント探しにNYの街へ繰り出していく男性メンバーと、それを全員で待つ女性メンバー。

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大翔さんは実憂さんへ、翔大さんはクレアさんへ、玲弥さんと翔平さんは梨里杏さんへプレゼントを探すことが明かされますが、当初プレゼントを買おうとしていた店が閉店していたり、何を渡そうかギリギリまで迷ってしまったりと、“時間制限”や“早い者勝ち”というルールが難易度を上げていきます。

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最初に現れたのは、大翔さん。大翔さんは実憂さんを指名し、いつもお洒落なアクセサリーをつけていたことから、ゴールドのブレスレットをプレゼントします。

しかし、実憂さんの答えは“NO”。二度の共演で本気でぶつかってもなお心が動かなかったことから、実憂さんの中には“三度目の正直”はなく、別の相手との共演を望む形になりました。

実憂さんは「本当に嬉しかったんです。だけど、既に二回、大翔とやって恋ができるまでいけてないというのが本心」と素直な胸の内を吐露。さらに、一話目のオーディションで選ばれずに泣き崩れ、“今度こそ”と決意した二話目でも敗れたことから、焦りを感じているようで「あと4話しかないって思います」と震え声で話し、目には涙が。

断られる方はもちろん、断る方もつらすぎるこの選び方、本当に酷です……。

想いが伝わった二組のペア

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続いて現れた翔大さんはクレアさんを指名し、誕生日祝いを兼ねてネックレスをプレゼント。女性メンバーのみで“今欲しいもの”について話していた際に「ネックレスとか」と話していたクレアさんは、ドンピシャなギフトに思わず笑顔。

すぐに「お願いします」と返事をし、目をキラキラと輝かせ「ありがとう」と感謝しながら翔大さんの瞳を真っ直ぐ見つめます。こんな笑顔で自分があげたプレゼントを喜んでくれたら嬉しすぎる! 翔大さんがクレアさんに惹かれる理由が詰まっている気がしました。

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そして、梨里杏さんのためにプレゼントを選んでいた玲弥さんと翔平さんは、まさかの僅差での到着となり、二人同時にアプローチすることに。

玲弥さんが贈ったのは日差しに弱いという梨里杏さんへサングラス、そして選んだ理由を添えた手書きのメッセージカード。翔平さんは絵画が欲しいと言っていた梨里杏さんへ額縁をプレゼントし、前回ペアになった時のリベンジをしたいと伝え「リベンジを果たせた時に、中の絵を一緒に選べたらなと思います」と伝えます。

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どちらも梨里杏さんのことを考えた想いがこもったプレゼント。梨里杏さんは翔平さんに額縁を返し、「ごめんなさい、本当に嬉しかった」と丁寧に断り、玲弥さんに向き合い「お願いします」と返事。見事二組目のペアが成立する結果となり、ペアが成立しなかった翔平さんは実憂さん、大翔さんは晴香さんとペアを組むことになりました。

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梨里杏さんの不安を拭う、玲弥さんのまっすぐな本心

その夜、全員で食事をすることになったメンバーは、サプライズでクレアさんの誕生日を翔大さんが中心となって祝ったり、三話目のオーディションに挑むペアとの会話を深めたりと、有意義な時間を過ごします。

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その中で梨里杏さんは玲弥さんが自分に来ると思っていなかったと話しますが、玲弥さんはきょとんとした表情。思わず「梨里杏さんを選んだ理由を伝えるんだ玲弥さん! それだけで梨里杏さんは安心するんだぞ!」とアドバイスをしたくなりましたが、一視聴者の声なので届くわけもなく……。

しかし、その夜に玲弥さんは、梨里杏さんと二人きりで話をしながら「(二回目の時に)小島さんに一番引いてほしいなって思ってたんですよ」と二回目のペア決めの際のことを振り返り、「僕を選んでくれたら僕はやれるから嬉しいし、僕じゃない人になったとしたら……小島さんとやりたいなという(僕の)気持ちがもし一方通行なのであれば、いろいろ考えも変わってくるし」と自身が二回目も梨里杏さんとやりたい気持ちがあったことを告白します。

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素直に気持ちを伝える玲弥さんでしたが、「ちょっと引きが弱かったですね」と、“最初にペアを選ぶ権利”を引けなかった梨里杏さんへ冗談っぽくダメ出し。なんとも玲弥さんらしいです。

そんな玲弥さんに対し、梨里杏さんは「自信が無かったから引きが弱かったのかも」「玲弥くんを指名したいと思いつつ、こういう風に(私ともう一度やりたいと)思ってくれているなんて思ってないから」と振り返りながら、自分の気持ちを明かします。

すると、玲弥さんは「もし、世の中がドラ恋のように指名して演技ができるのであれば、僕は小島さんとしたいかなと思いました」と、梨里杏さんへの想いを明確に言葉で伝えます。

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曖昧で分かりづらい玲弥さんの気持ちが鮮明に見えたその瞬間、梨里杏さんの顔には笑みが。さらに、「この中(ドラ恋)だけじゃなくて?」と尋ねると「そう」と答える玲弥さんに、梨里杏さんは思わず顔を隠してうつむきます。

不器用で考えていることをあまり言葉にせず、表情からも気持ちが見えづらい玲弥さん。そんな玲弥さんに対し、ずっと相手のペースで向き合ってきた梨里杏さんですが、気持ちが見えない分、きっと不安もすごく大きかったはず。

今回の玲弥さんの真っ直ぐな言葉は、これまでの不安を払拭するには十分で、梨里杏さんの心に深く響いたように感じました。

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恋がより動き出しそうな、望んだペアとなった二組と、新たなペアで新鮮に挑めそうな二組。さらにそれぞれの関係に変化が生まれそうで、次回の放送も楽しみです!

(瑞姫)

※この記事は2022年12月10日に公開されたものです

瑞姫

フリーランスの取材・インタビューライター、コラムニスト。主にエンタメ、トレンド、グルメ、ビジネスカテゴリで活動中。

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