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年齢なんて関係ない。男性を惹きつける「魅力的な女性」の特徴

小日向るり子

結婚相談所や婚活アプリの「理想の人にきっと会える!」「半年以内の成婚率○%」といった宣伝に背中を押されて婚活をはじめてみたけれど、なかなかうまくいかず、婚活疲れをしている30代・40代の女性は多いと思います。

巷では「魅力的な女性であれば年齢は関係ない」といわれるけど、「魅力的な女性っていったいどんな人なの?」と思っている方もいるのでは?

今回は主に恋愛・結婚という観点から「魅力的な女性」に焦点をあてて解説してみたいと思います。

女性の年齢と魅力の関係とは?

女性にとってもっともつらいお断り理由が「年齢」ではないでしょうか。

年齢でNGが出ると、人としての魅力をはなから否定されたような気持ちになり落ち込むものです。ただ、行動心理学的な観点からいえば、雄であるところの男性が自分の遺伝子をこの世に残したいと願う心理は女性が子どもを産みたいと願う心理と同じで本能に近いものがありますので否定されるものではありません。

もちろん年齢的に出産可能性が高い女性が人としても魅力を兼ね備えているというわけではありませんが「子どもを持つ」という家庭像が強い男性にとっては魅力のひとつとして映ることは確かです。

ただ、この年齢問題と魅力の関係でいえることは、変えられないものに執着している女性は魅力的ではないということです。相手にとって、女性の年齢が重要視したいものである限りそれは尊重するべきですが、でもだからといって自分を卑下する材料にはならないのです。

魅力的な女性の特徴

それでは、「魅力的な女性」とはどのような人なのか、特徴をあげてみたいと思います。

変えられるものをあきらめない

変えられるものをあきらめない女性は魅力的です。資格取得、ダイエット、運動系の趣味など年齢とともに効率が落ちてくるもの、維持することがしんどくなるものはあります。でもそれを「どうせ歳だから」という言葉を楯にしてあきらめないことが大切です。

変えられないものを受け入れる

前述した年齢に代表されるように、自分の努力や環境を変化させても変えられないものはあります。そうしたものについては過度に抵抗したり卑屈になることなく、ありのままに受け入れることができる女性は魅力的です。

好きなものを好きといえる

女性の社会進出が進んだ現代では自分の意見をハッキリいったり喜怒哀楽を表現できる女性は増えてきました。しかし年齢があがるにつれて、喜怒哀楽の中でも「怒(いかり)」だけが増大する傾向にある女性が多くなっているのも事実です。

これは男性にもいえることですが、年齢を重ねることによって社会的な不条理の経験値もあがってしまうため仕方がない部分もありますが、魅力的な女性は「怒」を理性で抑えます。

そして喜びや楽しみは素直に表現します。恥じらいや謙遜がかわいらしく映るのは20代まで。キツいいい方をしますが年齢を重ねた女性の過度の恥じらいやためらいはイタいです。好きなものをさらりと「好きよ」といえる女性はカッコいいです。

経済観念がしっかりしている

婚活に対するご相談でデート代や食事代を男性がどの程度出すか、という部分について敏感になっている女性は多いですが、その中でデート代は全額男性が出してあたりまえだという価値観を譲らない女性がいます。

こういう女性は「年収の欄に1000万超えと書いているのにケチだ!」などと男性に憤慨しがちですが、男性だってこのような女性は経済観念がダラしない女性としか映らないからお断りなのです。

週に2回のデートで1回目は気張ったお店に行ったのであればもう1回は自分から庶民的なお店を提案する、など経済的に負担にならない気遣いができる女性は魅力的です。

魅力的な女性になるためには?

さて、魅力的な女性の特徴をあげてみましたが、何か気付いたことはありませんか? そう、すべて「自然体」であるということ。これこそが30代以上の女性だけが持つ魅力です。

10代~20代のころ、デート前に何着も洋服を試着してあれこれ悩んだり、嫉妬で狂いそうになったり、意地を張ったり、スケジュール帳を真っ黒に埋めないと不安になったり……あとから考えると心も体も余裕がなかったなと思うかもしれませんが、でもエネルギッシュに生きていたと思います。しかしそうしたジタバタを経て自分らしく生きることを会得した女性が年齢を重ねて醸し出す余裕こそが絶対に若い女性には出せない魅力なのです。

ここで、魅力的な女性になるためのポイントを4つ解説したいと思います。

(1)ジタバタしてみる

20代までをなんとなくダラダラ過ごしてきてしまってジタバタしていない、と思われた方は半年間~1年と期限を決めて今からでも思い切りジタバタしてみましょう。自分のマックスを知らない女性は力の抜き方もわかりません。

(2)好きなものを伝える

まず気になる人がいる方はすぐにでも好きだと相手に伝えましょう。ハードルが高いと思う方は、恋愛モードで告白しなければいけないと思っているからです。そんなことはないです。30歳を超えたら恋愛よりも人間愛から。

食事でもお誘いして「私、○○さん好きよ」といえばいいのです。相手が「どういう好きですか?」と聞いてきたら「○○さんの好きなように解釈して」といってかわせばOK。お相手が恋愛モードに入ってくれたらそこで喜びをたくさん表現すればいいのです。

恋愛テクニックという意味からも、こういう女性の小悪魔的な言動にくすぐられる男性は多いですよ。

(3)生活習慣を乱さない

自然体が大切、と書きましたが、欲望のままに行動することが自然体ではありません。細胞は一日一日衰えるのが生物としての宿命。徹夜で遊んでも翌日はなんとかなった20代とは異なり、身体の基礎代謝は落ちますし、寝不足は肌のくすみや化粧のりの悪さとなって顕著に表れます。自分の心と身体の衰えにムダに抵抗せず、規則正しく身体と心に無理をしない生活パターンを作ることが自然体です。

(4)経済的な余裕を持つ

魅力的な女性は「経済観念がしっかりしている」とお伝えしましたが、その前提になるのが経済的な余裕です。自分自身に経済的な余裕がないと、恋愛や結婚相手に求める経済的ハードルが高くなり条件を狭めることになるのはもちろん、欲望を押さえこむ場面が多くなりますのでストレスも溜まって心に余裕がなくなります。

ここでも大切なことは自然体ですので身の丈以上の富裕を求めるのは逆効果ですが、引き締めるところは引き締めて上手に余裕を生み出すことは大切です。

自然体とは「足るを知る」という心持ちです

「足るを知る」とは身分相応に満足していることを知るということ。年齢を重ねてきた自分を恥じる必要はありません。それなりに一生懸命生きてきた自分はすでに満ち足りているのです。自然体とはまさに「足るを知る」という心持ちを持つことです。

風に抵抗してきたのが20代。これからは肩の力を抜いて風に流されてみてはいかがでしょうか。

(小日向るり子)

※画像はイメージです

※この記事は2022年09月05日に公開されたものです

小日向るり子 (心理カウンセラー)

心理カウンセラー
フィールマインド 代表カウンセラー
正社員をしながらボランティアの電話相談員をしていました。「どんな電話も切らない」理念の中で恋愛、自死、癖、愚痴、いろいろな話を聴かせて頂きました。資格取得後はハラスメント相談員を経て現職。相談件数は2200件を超えます。悩みに大小はありません。

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