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【難読】“ていせき”ではありません!「定石」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「定石」の読み方です。

“ていせき”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「定石」の読み方は?

「定」は、定員、確定と読むので、“てい”という読み方をよくしますよね。「石」は、そのまま“いし”や化石、隕石と読むので、“せき”という読み方も馴染みがあるでしょう。

では、二つを合わせて“ていせき”と読むのでしょうか?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“じょうせき”と読みます。

 

「定石」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「定石」の意味は以下のように解説されています。

じょう‐せき〔ヂヤウ‐〕【定石/定跡】

1 (定石)囲碁で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった石の打ち方。

2 (定跡)将棋で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった指し方。

3 物事をするときの、最上とされる方法・手順。「を踏んだ捜査手順」

もともとは囲碁用語だったのが、一般的に広く使われるようになった言葉ですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「定石」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「定」も「石」も小学校で学ぶ簡単な漢字ですが、案外正しく読めなかった人もいたかもしれませんね。

「定石」という言葉は耳にしたことがあっても、意味や使い方が曖昧だった人もいるのではないでしょうか。これを機会に、正しい読み方と意味をしっかり覚えましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年07月26日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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