同棲カップルが別れる原因7つ。リアルな手続き・注意点を解説
同棲を解消する時の準備・手続き
残念ながら恋人と同棲を解消して別れることが決まった場合、円満に終えるためにやるべきことや、いくつかの注意点があります。以下で詳しく確認していきましょう。
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同棲を解消したい理由と出て行くまでの期間にやること・注意点
(1)次の部屋の初期費用を貯めておく
同棲を解消するにあたって、新しい部屋への引っ越し費用が必要になります。引っ越しにはまとまった資金が必要になるため、慌てることのないように前もって引っ越し資金を工面しておきましょう。
どちらか一方が同棲している部屋に残る場合は、引っ越し資金をどう分担するかも決めておく必要があります。
(2)家具家電はどうするか話し合う
同棲を解消する際は、2人が共同で使っていた家具家電の処分も話し合わなければいけません。どちらにも不満が残らないような分け方を話し合いましょう。
また、家具家電だけに限らず、食器やカーテン・ベッド・ラグなど、2人で揃えたものはきちんと処分方法を明確にしておくことが大切です。
(3)退去費用の分担を決める
賃貸物件では、退去時にも費用が発生することがあります。クリーニング費用などが掛かった場合、どのように負担するのか決めておきましょう。
別れを切り出した方が負担するのか、2人で平等に負担するのか、共同の貯金から出すのかなど、さまざまなパターンがあります。
(4)共同の貯金があれば清算しておく
同棲カップルの中には、結婚に向けて共同貯金をしていた人もいるかもしれません。同棲を解消する際は、そうした貯金の清算も忘れずに行いましょう。
同棲解消後、お金に関するトラブルが発生することは避けたいもの。もしお金の貸し借りがあった場合も、きちんと清算しておくことがおすすめです。
(5)生活費の負担に差があった場合は、相手の要望を聞く
収入に応じて生活費の負担に差をつけていた場合、多くを負担していた方から「これまでの差額分として家具家電は全部もらいたい」「これまで多く支払ってきたから、退去費用はそっちが負担してほしい」といった要望を伝えられることもあります。
もちろん理不尽な要望に応じる必要はありませんが、のちのちお互いに不満を残さないためにも、相手の要望にはしっかりと耳を傾けましょう。2人が納得できる水準を見つけることが大切です。
(6)引っ越しするまでの期間の暮らし方を話し合う
同棲の解消を決めても、すぐに退去できるわけではありません。早くても退去まで1カ月ほどはかかるでしょう。それまでの期間、2人でどのように暮らすかも決めておきましょう。
同棲生活の最後に気まずい思いをしながら暮らすのは、お互いにとっても良くないことですよね。
「食事は一緒に取るのか」、「同じ部屋で寝るのか」など、細かいことですが、最後まで気持ちよく暮らすためには大切なことです。

同棲解消したらすぐに別々に暮らしたい場合、さまざまな対処法があります。
(7)すぐに連絡先を消さない
同棲を解消したあと、すぐに連絡先を消したり、ブロックをしたりするのは控えましょう。同棲解消後は、賃貸を退去した後も手続きや確認したいことなど、連絡を取らなければいけないこともあります。
相手が「連絡が取れなくて手続きが進まない」と困ることがないように、しばらくは連絡が取れる状況にしておきましょう。