風呂敷エコバッグの作り方とは? 簡単な結び方2パターン【写真付】
風呂敷でエコバックを作る方法とは? 写真つきで「シンプルバッグ」と「クイック瓶包み」の2パターンの作り方を解説。風呂敷を1枚持ち歩いて、エコバッグの代わりにしてみましょう。
日本の伝統的なアイテム「風呂敷」。風呂敷は何かを包むだけでなく、結ぶとエコバッグとしても使えます。
1枚の布という特性上、エコバッグよりもかさばらないので、小さくして持ち歩きやすいのも魅力です。
今回は、そんな風呂敷を、エコバッグとして使う時の結び方を紹介します。
風呂敷でエコバッグを作る方法
2020年7月1日からレジ袋が有料化となり、買い物の際にはエコバッグを持ち歩く人が多くなりました。最近では、さまざまなブランドからエコバッグが発売されており、種類も増えてきましたよね。
そのような中、日本の伝統的なアイテム・風呂敷もエコバックとして使えると注目を集めています。
さまざまな活用方法のある風呂敷を、エコバッグとして使用してみましょう。写真つきで、結び方を解説します。
なお、風呂敷にはさまざまな結び方があります。今回は、多くの物の持ち運びに使用できる「シンプルバッグ」タイプと、ワインなどの瓶やペットボトルを持ち運べる応用の「クイック瓶包み」タイプの2つを紹介していきます。
シンプルバッグ
まず初めに紹介するシンプルバックとは、安定して物を運びたい時の結び方です。順序は以下の通り。簡単なので、初心者にもおすすめです。
1.風呂敷を三角形に折ります。
2.片側の端を一つ結びにします。
3.反対側の端も一つ結びにします。
4.上部を真結びにします(※真結びとは、一度端と端を交差させ、その上からもう一度結ぶ方法)。
5.完成です。
中に物をいれ、真結びした上の部分を持ち手として使用します。
大きさのある物や、丸い物など、基本的にどのようなアイテムでも入るのがメリット! アイデア次第でいろいろな使い方ができますよ。
クイック瓶包み
次に紹介するクイック瓶包みは、その名の通り瓶など細長いものを運ぶのに適した結び方です。
例えば、ワイン、日本酒などの割れてしまうと困るような瓶類の持ち運びにいいでしょう。
結び方の手順は以下の通りです。
1.瓶を風呂敷の中央に置きます。
2.手前と奥の端を瓶の口元で真結びします(※真結びとは、一度端と端を交差させ、その上からもう一度結ぶ方法)。
3.左右の端を持ち上げ、瓶になるべく沿わせながら後ろに回していきます。
4.後ろで端と端を交差させ、手を持ち替えます。
5.今度は手前に端と端を回しながら、瓶を寝かせて安定させた状態で真結びします。
6.瓶を起こし、真結びを整えます。瓶の口元にある真結びの結び目を1つほどき、くるくると左右反対方向に外へとねじっていきます。
7.ねじった両端で真結びをし、持ち手を作ります。これで完成です。
風呂敷がワインバッグのような役割をしてくれます。このように、細長い物を持ち運びたい時は、ぜひクイック瓶包みを試してみてください。
⇒次からは、風呂敷の基礎知識や、通販でおすすめの風呂敷ブランドをご紹介します。