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スクワットで腹筋は鍛えられる? 理由と効果的な方法をトレーナーが解説

山内佑太郎(キックボクサー/トレーナー)

特に腹筋を意識したい時のスクワット

続いては、腹筋をより意識的に使うことができるスクワットを紹介します。

先ほど紹介した基本のスクワットに応用を加えながら、無理のない範囲で行ってみましょう。

(1)ワイドスクワット

ワイドスクワットとは、基本的なスクワットよりもさらに足を大きく開いて行うスクワットです。

基本的なスクワットよりバランスを取るのが難しいため、太ももの内側の筋肉を使います。

また、上体の意識も重要となるため腹筋への効果も期待できます。

ワイドスクワットの方法は以下の通りです。

STEP1:足幅を肩幅より広めに取る。

STEP2:つま先を45度外側に向け、ハの字にする。

STEP3:太ももと床が平行になるまで3秒かけ上体を下げる。

STEP4:膝を伸ばし過ぎないよう、3秒かけて上体をゆっくりと戻す。

上体を下げる時は息を吸いながら、上体を戻す時は息を吐きながら行うと呼吸を止めずにトレーニングできます。

効果を最大限に引き出すため、なるべくゆっくりと行いましょう。

(2)ジャンプスクワット

ジャンプスクワットは、より強度の高いスクワットでふくらはぎを中心に下肢全体や腹筋を鍛えることができます。

ジャンプスクワットの方法は以下の通りです。姿勢はワイドスクワットのように肩幅より広く足を開いて行います。

STEP1:膝の角度が90度になるように腰を落とし、手は前に伸ばす。

STEP2:腕を振って反動をつけながらジャンプする。

STEP3:足裏全体で着地する。

常に腹筋に力を入れておくことを意識し、呼吸も忘れずに行いましょう。

姿勢と呼吸を意識したスクワットで腹筋も一緒に鍛えよう

今回は腹筋も意識的に使うスクワットの方法を紹介しました。

下半身を鍛えるイメージのスクワットですが、正しい姿勢と呼吸を意識することで腹筋を刺激することも可能です。

ぜひ、正しいスクワットの仕方をマスターして、効率的にトレーニングしてくださいね。

(監修:山内佑太郎、取材・文:#TOKYOWORKOUT)

※画像はイメージです

※この記事は2021年12月20日に公開されたものです

山内佑太郎(キックボクサー/トレーナー)

現役キックボクサーと平行してキックボクシングトレーナー、パーソナルトレーナーとしては10年以上累計500人以上をレッスン。
日本王者として3つのタイトルを獲得し、20年以上キックボクサーとして自身の体のために蓄えた知識と経験を生かし、さまざまな人の体やメンタルに合わせて考案したキックボクシングレッスンを提供。
キックボクシングというツールを使って誰かの幸せに少しでもプラスの力になれたらという思いでE8kickboxingを発足し代表をつとめる。

Instagram:https://www.instagram.com/yuutarouyamauchi/

HP:https://www.e8kick.com/

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