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スクワットで腹筋は鍛えられる? 理由と効果的な方法をトレーナーが解説

山内佑太郎(キックボクサー/トレーナー)

基本的なスクワットのやり方

続いては、スクワットの正しい姿勢、回数と頻度について紹介します。

正しい姿勢と呼吸を意識することで腹筋も使うことができるので、しっかり確認していきましょう。

適切なスクワットの姿勢

スクワットの適切な姿勢を整えるには、以下の手順で行いましょう。

STEP1:足は肩幅に開き、つま先は外に向けてハの字にする。

STEP2:背筋を伸ばし、両腕を前に伸ばす。

STEP3:つま先と膝が同じ方向に曲がるようにして、息を吸いながら3秒程かけてゆっくりと腰を落とす。

STEP4:下を向かずにまっすぐ前を見て1秒間キープ。

STEP5:息を吐きながら3秒程かけてゆっくりと元の姿勢に戻す。

腰を落とす時のポイントは、椅子に座るようなイメージで行うことです。膝がつま先より前に出ると膝を痛める原因にもなるため注意しましょう。

また、スクワットをしながら呼吸を止めないよう、腰を落とす時に息を吸い、戻る時に息を吐くよう意識することもポイントです。

その際、腹圧をかけるようにするとお腹のインナーマッスルに刺激を与えることができます。

なお、背筋は伸ばし、上体をしっかり支えながらスクワットを行うことでも、腹筋や背筋も使うことができるでしょう。

適切なスクワットの回数と頻度

スクワットの適切な回数は人によって異なります。

20歳〜39歳の普段から運動をしている男性なら10回×3セットを週5~7回するのがおすすめ。

20歳〜39歳の体力に自信のない女性なら、10回×1セットを週5~7回でも良いでしょう。

自身の体調や筋力に合わせて、無理のない範囲で継続することが大切です。

次ページ:特に腹筋を意識したい時のスクワット

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