倦怠期の乗り越え方とは? 原因と別れを回避する9つの方法を解説
時期別・倦怠期の乗り越え方
続いては、付き合ってどれくらい経ったかの時期に焦点を当て、それぞれに適した乗り越え方を解説していきます。
カップルには倦怠期になりやすいターニングポイントがいくつか存在し、それぞれ原因が少しずつ異なります。自分たちの時期に当てはめ、対処法を探ってみてください。
付き合って3カ月~半年
まずは、付き合って数カ月経った時に訪れる倦怠期の原因と対処法から解説していきます。
どんな時期?
付き合って3カ月~半年程度の時期は、初めて緊張感が緩みはじめるタイミング。付き合った当初はお互い盲目状態で熱量があり、楽しくて仕方がなかったはず。その熱量が少しずつ平常運転に戻り始め、冷静さが出てくる時期なのです。
お互いの本性が見えてきたり、見栄や気遣いがなくなったりすることが原因で、「こんなはずじゃなかったかも……」というギャップが生まれるのでしょう。
乗り越え方
対処法は簡単。恋人に過度な期待をしないこと。「ギャップや嫌なところがあって当然」と悟りましょう。
これまでの自分は、恋に恋をしていた状態で、「理想の恋人とはこういうもの」「恋とはこういうもの」と相手に期待をしすぎていたのです。また、お互いにその理想をできるだけ頑張って演じていたのでしょう。
数カ月~半年経ち、本性が出てきたということは、素が出せている証。本当の意味で恋人になれた、とポジティブに受け取ってみてください。
また、相手があなたにギャップを感じているようなら、「本当はこういう性格なんだ」「あなたの前だと素が出せるよ」と気を許していることを伝えてみてください。
付き合って半年とはどんな時期か、課題と対処法を恋愛コラムニストのさかもとみきさんが解説します。
参考記事はこちら▼
付き合って半年とはどんな時期か、長続きのコツを心理コーディネーターの織田隼人さんが解説します。
付き合って1年
春夏秋冬を過ごし、一通りのイベントを経験したのが付き合って1年の時期。ここで倦怠期を迎える原因には、どんなことが挙げられるでしょうか。
どんな時期?
付き合って1年は、新鮮味が薄れていく時期です。
一通りのイベントをカップルで過ごし、2週目に突入するタイミングだからです。「これ、前も経験したな」「去年も同じことをしたっけ」と思う機会が多くなるでしょう。
「刺激的」な関係性から、少しずつ「安定的」な関係性へと変化していく過程で、それを倦怠期のように感じるカップルもいます。
乗り越え方
2人で何か新しいことを始めてみましょう。共通の趣味を見つけるという手です。
趣味と言っても、簡単なものでOK。新しいアニメを一緒に観始める、ジムに通い始める、などできることからスタートしてみてください。
日々のスパイスがなくなり始めたら、また追加すればいいのです。2人で楽しめる新しいことをどんどん探していきましょう。
付き合って1年とはどんな時期かや見極めておくことについて、恋愛コンサルタントのひろんさんが解説します。
付き合って3年
付き合って3年も経てば、もうベテランカップル。阿吽の呼吸で、お互いに何でも分かり合える関係性になっているはず。でも、倦怠期は訪れます。それはなぜでしょうか。
どんな時期?
全てが定番化してしまうのが、付き合って3年頃の時期。相手の思考パターンも、行動パターンも何となく分かるため、それにマンネリを感じてしまいます。
「この先、また同じ1年を繰り返していくのか……」と、将来を考えてもわくわくしない、なんてこともあるでしょう。
乗り越え方
そんな時は、あえて「将来どうしたいか」を真面目に話し合ってみましょう。結婚を考えているのか、それはいつか、どんな生活をしたいのか。3年付き合った2人なら、きちんと話ができるはずです。
お互い、蓋を開けることを億劫に感じ、ここまでやってきたのかもしれません。しかし、倦怠期を迎えたならば、向き合うべきタイミングが来ているということ。
付き合って3年も経った2人の倦怠期は、話し合いで解決していく他ないのです。
付き合って3年のカップルの特徴や倦怠期の乗り越え方を心理コーディネーターの織田隼人さんが解説します。
▶次のページでは、倦怠期カップルにおすすめの映画を3つご紹介します。