開脚ができるようになる簡単ストレッチ&トレーニング【動画あり】
開脚ができるようになる2つのコツ
最後に、開脚ストレッチを行う時のコツをチェックしておきましょう。意識しながら開脚を行うと、よりスムーズに足が広がる感覚をつかめるかもしれませんよ!
コツ1.心地良いと感じる程度に伸ばす
そうですね。まずは、全身の力を抜いて開脚を行うことを意識してください。
というのも、筋肉は痛みを感じたり急に伸ばしたりすると逆に硬くなってしまいます。体の力が抜けている時の方が柔らかくなりやすいんですよ。
自分が開脚できるベストな角度の見極め方は、痛みがなく、心地良いと感じる程度で広げられるかどうか。
痛みを感じた時点で可動域を超えてしまっており、ストレッチの効果が半減していると判断しましょう。
コツ2.意識して骨盤を立てる
はい。先ほども説明した通り、開脚をする時に骨盤がまっすぐ立っているかどうかはとても重要です。
腸腰筋を鍛えると無意識のうちに骨盤が立ち上がりやすくなりますが、開脚ストレッチをする時に意識的に骨盤を立てるのも有効です。
座った時にお尻の一番下にある「坐骨(ざこつ)」という骨に意識を向けてみると良いかもしれません。
坐骨とは、以下の画像にあたる部分。お尻の左右にあり、座った時に床や椅子に接する骨のことです。
開脚をする時に、左右のお尻の骨を床にしっかりとつける、また左右平等に体重を乗せることを意識してみてください。
難しければ、お尻の下にクッションを敷いて坂を作ると自然に骨盤が立ち上がりやすくなりますよ。
そうですよね! 今はまだ骨盤を立てるのに意識や練習が必要でも、腸腰筋トレーニングによって無意識に骨盤をまっすぐ立てやすくなるはず。
根気強くストレッチやトレーニングに取り組んでみてくださいね。
開脚ができるようになる2つのコツ
・心地良いと感じる角度で伸ばす
・意識して骨盤を立てる
開脚のためには、柔軟性と安定性のバランスが重要
開脚は単純な動きに見えますが、実はいろいろな筋肉を使う必要があると知ってびっくり! 開脚ができるようになるためには、さまざまな部位のストレッチやトレーニングが重要だということが分かりました。
皆さんも、今回紹介したストレッチやトレーニングを取り入れて、開脚しやすい体に整えてくださいね。
(監修:川﨑真菜美、取材・文:田島佑香/マイナビウーマン編集部)
※一部画像はイメージです
※本記事はトレーナーの見解に基づき解説しております
※この記事は2021年11月09日に公開されたものです