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【難読】なんて読む? 「萎む」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「萎む」の読み方です。

何と読むのが正解? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「萎む」の読み方は?

「萎」は萎縮と読むので、“い”という読み方は知っている人もいますよね。なえるやしおれるといった意味の漢字になります。

しかし、これに送り仮名の「む」をつけて“いむ”とはさすがに読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“しぼむ”と読みます。

「萎む」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「萎む」の意味は以下のように解説されています。

しぼ・む【▽萎む/×凋む】
[動マ五(四)]

1 草花などが生気をなくしてしおれたり縮んだりする。「花が―・む」

2 いっぱいにふくらんでいたものが張りを失い、縮む。「風船が―・む」

3 好ましいものへの期待で大きくふくらんでいたものが、勢いを失って小さくなる。「気持ちが―・む」「夢が―・む」

膨らんでいたものが小さくなるといった意味合いの言葉です。花や風船が萎むといったふうに使いますよね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「萎む」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。知っている言葉ですが、漢字で見ると案外読めなかったりしますよね。

送り仮名がつくことにより読み方は難しくなりますが、絶対に聞いたことがあると思うので、正しい読み方を覚えましょう。

(ななしまもえ)

※この記事は2021年11月09日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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