結婚したら銀行口座の名義変更は必要？　方法や手続きに必要なもの

口座名義は旧姓のままでもいいの？

使っていない銀行口座などは旧姓のままでも良いのではないかと疑問に思う方もいますよね。

ここでは、口座名義を旧姓のままにしていた場合のデメリットを紹介します。

普段使いの口座を旧姓のままにする場合のデメリット

まず始めに、給与振込口座を旧姓のままにしていた時のデメリットです。

会社に名義変更を申し出たにも関わらず、銀行口座が旧姓のままだと、給与を振り込む際に名義が一致しないとして、給与が振り込まれないという事態が発生してしまう可能性があります。

一時的だとしても、生活費でもある給料が振り込まれないと困りますよね。そのため、給与振込として使用している銀行口座は優先的に名義変更をしましょう。

また、クレジットカード、公共料金の引き落とし口座として登録している場合、引き落としができないといった事態も考えられます。

普段使わない口座を旧姓のままにする場合のデメリット

続いて、特に現在使用していない銀行口座の場合です。現在使用していない銀行口座だとしても、旧姓のままでいると、いくつかデメリットがあります。

例えば預金がペイオフ（金融機関が破綻した場合に、預金保険機構が当該金融機関に代わり一定額まで払い戻しをすること）で保障される場合に、口座名義と現在の名前が異なっていると、本人と見なされず保障が受けられない場合があります。

また、口座のお金が10年以上入出金などの取引がないとして休眠預金となった際にも、口座の名義と現在の名前が異なっていると、預金の払い戻しが面倒になることも。

現在使っていない銀行口座だとしても、忘れずに名義変更することをおすすめします。