「いとおしい(愛おしい)」の意味は? 漢字や類語、使い方を解説
「いとおしい」はどんな時に使えるのか?(例文つき)
「いとおしい」という言葉は、どんな相手に、どのように使えるのでしょうか。例文とともに見ていきましょう。
「慕わしい」「愛情を感じる」相手に気持ちを直接伝える時
子どもや家族、恋人など、愛情を感じる相手に直接使います。特に愛情が深い時、「いとおしくてたまらない」という言い方もします。
例文
・ママは、〇〇ちゃんがいとおしくてたまらないよ。
・あなたのことが、いとおしい。ずっとそう思ってきました。
「慕わしい」「愛情を感じる」存在について誰かに話す時
子どもや家族、恋人など、愛情を感じる相手について、「いとおしい」「いとおしく思う」などと使うことができます。
または、いとおしい存在を持っている相手や第三者に対して「いとおしいよね」「いとおしいことでしょうね」と客観的な言い方もできます。
例文
・彼は妻のことを心からいとおしく思った。
・上司から家族写真を見せられ、私は「お子さん、とてもかわいいですね。いとおしいことでしょうね」と言った。
「かれんで愛くるしい」という意味で使う時
「かれんで愛くるしい」という意味の「いとおしい」は、子どもやペット、あるいは年齢の離れたきょうだいなど、自分がかわいく思っている存在に対して使います。
また、他人の子どもであっても、自分の子どものようにかわいく思う時などにも使えます。
例文
・愛犬は、家族の一員であり、とてもいとおしい存在だ。
・〇〇ちゃんは、うちの娘とも双子のように仲が良く、私から見てもいとおしい。