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【第4回】マスク時のベースメイクとお直し方法

#出張版ササメイクSTUDIO

佐々木一憲

「#ササメイク」で注目を集めるヘアメイク・佐々木一憲さんに、マイナビウーマン読者アンバサダー「はたらくmuse」がメイクのお悩みを質問! 毎日のメイクに活かせるテクニックを回答していただきます。連載第4回は「マスク時のベースメイク」について教えてもらいました。

今回のお悩み「マスクをつけているとベースメイクが崩れる!」

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マスクをつけているとどうしてもベースメイクが崩れてしまいます。どうすればきれいな状態をキープできますか?

さめにゃん/商社・専門職

Answer「“崩れない”より“お直ししやすい”を重視しましょう

(左から)IPSA ザ・タイムR デイエッセンススティック、ビューティーブレンダー、NARS ピュアラディアントプロテクション アクアティックグロー、エレガンス ラ プードル オートニュアンス

まず大前提として「崩れない」はあり得ないと思っていただいた方が良いです。

崩れにくくするためにいろいろな方法が紹介されていると思いますが、マスクや夏の暑さなど環境からくるものはどうにも避けられないのが現実かなと。その中できれいな状態をより長く保つ方法をお直しも含めて考えていく必要があると僕は思っています。

まずはお直しから逆算していきたいのですが、

(1)汗や皮脂をティッシュやあぶらとり紙で抑える
(2)崩れているところをスポンジでならす(崩れがひどい場合はポイントで落とすことも)
(3)スティック美容液などで保湿する(IPSAのザ・タイムR デイエッセンススティックを使用しています)
(4)ファンデーションorコンシーラーで上から補正
(5)パウダー

といった手順です。

いわゆる崩れにくいベースアイテムは崩れにくさが高いほど、手順(2)のならす作業がかなり難しくなり、きれいに直せないことが増えてきます。「崩れくい」=「直しにくい」にも繋がるんですね。

ですので、長くきれいな状態を保とうと思った場合は、お直しがどのくらいの頻度でできるのかをまずは考えた方が良いと思います。

朝メイクした後にランチ後・夕方の休憩時・帰宅前と3回くらいお直しができるとしたら、3時間くらいメイクが持てば良いと思った方が気が楽だし、お直しも簡単にしやすいと思います。

一方で、お直しの時間があまり取れない場合は、崩れにくさを意識するのがいいでしょう。

単純に崩れにくくする方法としては、ある程度プロダクトに頼る必要があります。皮脂崩れを防止する下地を使う、汗に強いファンデーションにする、フィックスミストを使うなど、ご自身のベースメイクが何によって崩れているのかによってプロダクト選びをしてあげると、より持ちの良いベースメイクになりますよ。

今回のまとめ

  • 「崩れない」より「お直ししやすい」が大切!
  • 何によって崩れているかを見極めよう
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崩れない方法よりも「綺麗な状態をより長く保つ方法をお直しも含めて考えていく」にすごく納得! 汗やマスクで絶対に崩れないは難しいですよね。

また、「崩れくい=直しにくいにも繋がる」も目からウロコでした。本当、その通りですよね。なぜ気が付かなかったのだろう。

これからは朝のメイクに気をはらずに、崩れたら直せばイイや!という気持ちでメイクを楽しみます♡

(文・商品写真:佐々木一憲、人物写真:三浦晃一、編集:照井絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2021年08月07日に公開されたものです

佐々木一憲

ヘアメイク。TV・雑誌・広告・Webなどでモデル、タレント、アーティストのヘアメイクを担当。「#ササメイク」のハッシュタグで、SNSで話題に。

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