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【第6回】クマや赤みを上手にカバーする方法

#出張版ササメイクSTUDIO

佐々木一憲

「#ササメイク」で注目を集めるヘアメイク・佐々木一憲さんに、マイナビウーマン読者アンバサダー「はたらくmuse」がメイクのお悩みを質問! 毎日のメイクに活かせるテクニックを回答していただきます。連載第6回は「クマや赤みの隠し方」について教えてもらいました。

今回のお悩み「クマ・赤みを上手に隠せない」

Yuki

クマや赤みが気になるのですが、カバー力のあるファンデやコンシーラーを使うと厚塗り感が出てしまい、不自然に見えてしまいます。上手に隠す方法を教えてください!

Yuki/アパレル・事務職

Answer「クマや赤みは消さない方が良いこともあります!」

(画像左から)コスメデコルテ トーンパーフェクティングパレット 01 4,950円、LUNASOL シームレスコンシーリングコンパクト 01 4,400円

クマや赤みはカバーするものという認識って一般的だとは思うのですが、僕は本当に消す必要ってあるの? と毎回思っています。

クマはカバーすることで目の下が明るくなるけれど、立体感が無くなってしまう場合もある。赤みはたしかにカバーをすることで均一な肌の色に整えることはできるけれど、血色感が無く膨張した顔になりやすい。

これってベースメイクとその上からのせていくポイントメイクが別物で考えられていることが原因で、「クマ・赤み=隠すもの」となっているように思います。

(左から)Awake チアミーアップグロウイングブラッシュ&リップ 03 3,080円、インテグレート すっぴんメーカー チーク&リップ PK322 1,100円

個人的にはクマや目元のくすみは「立体感」、頬の赤みは「血色感」と捉えて極力消しすぎないようにメイクを進めていくことを心がけています。

例えば、クマをカバーした後、下まぶたに肌より暗いシャドウを塗っているならクマを消す必要が無い場所もあるし、赤みをカバーした後にピンクのチークをのせているなら赤みは消さずに活かした方が手間も省ける上、肌の上にのせているものが少なくなる分、メイク崩れもしにくくなるはず。

具体的には、クマは明らかにその上からメイクをしない範囲だけコンシーラーでカバーして、その他はアイメイクが終わった後もクマが気になるようだったらそこをカバーする。

赤みはファンデーションを塗った後にクリームチークを薄く広げてあげると、赤みのムラ感がなくなって「元々こういう血色の良い肌」を演出できるので是非やってみてください。

今回のまとめ

  • クマや赤みは全部カバーしようと思わなくてOK
  • クマはアイメイク後も気になる部分だけコンシーラーを使い、赤みはクリームチークで自然な血色肌に仕上げよう
Yuki

「クマ・赤みは全部隠すものではない」というのが驚きでした! たしかに、隠しすぎて逆に不自然になってしまうことも多々ありました(笑)。自分の顔にあるものを活かすということは、他のパーツのメイクにも応用できそうです!

(監修:佐々木一憲、写真:三浦晃一、取材・文:照井絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2021年09月04日に公開されたものです

佐々木一憲

ヘアメイク。TV・雑誌・広告・Webなどでモデル、タレント、アーティストのヘアメイクを担当。「#ササメイク」のハッシュタグで、SNSで話題に。

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