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【第8回】アイシャドウのグラデーションをきれいにつくる方法

#出張版ササメイクSTUDIO

佐々木一憲

「#ササメイク」で注目を集めるヘアメイク・佐々木一憲さんに、マイナビウーマン読者アンバサダー「はたらくmuse」がメイクのお悩みを質問! 毎日のメイクに活かせるテクニックを回答していただきます。連載第8回は「アイシャドウのグラデーションをきれいにつくる方法」について教えてもらいました。

今回のお悩み「アイシャドウのグラデーションが苦手」

yuka

アイシャドウのグラデーションがきれいにつくれません。上手に仕上げるコツを教えてください!

諸留ユカ/人材派遣・人材紹介

Answer「使う色の幅を狭くしましょう」

(写真左から:SUQQU シグニチャー カラー アイズ 03 光暮 7,700円、KANEBO レイヤードカラーズアイシャドウ 03 Russet Brown 3,300円・コンパクト、ツール別売)

グラデーションがうまくいかないパターンの多くは「色の幅を広げすぎていること」が原因にあると思います。

例えば4色アイシャドウパレットのよくある使い方で、「明るい色を全体に、その上から3色を重ねていってグラデーションをつくる」……みたいな方法って多いですよね。しかし、明るいベースの色と暗い締めの色の差が遠ければ遠いほど、まぶたの上で作らなくてはいけない色が増えてしまうので、綺麗にグラデーションをつくるのは難しくなります。

簡単にグラデーションをつくりたい時は、色の幅を狭くすることが大切だと思います。ベースを明るくすればするほど、グラデーションでなじませなくてはいけない色の幅が広がってしまうので、ベースメイクではまぶたにファンデーションを塗らずに元々ある目元のくすみを活かしてあげましょう

そしてアイシャドウは明るい色を使わずに肌よりワントーン暗めの色をベースにする。例えば上記の写真のパレットでは、右上の色がベースになります。その上から中間色、締め色といった感じで重ねていってあげるとグラデーションがつくりやすくなると思います。

それでもうまくいかない場合は最後にラメを上から重ねてあげるときれいなグラデーションができているように見えますよ。

今回のまとめ

  • 使う色の幅を狭くしよう
  • どうしてもうまくいかない時は最後にラメを重ねよう
yuka

色の幅を広げてグラデーションをつくるものだと思っていたので驚きでした! 目もとにもファンデーションを塗ってベースの色を明るくしていたので、今後は塗らず素の色味を活かしたグラデーションづくりにチャレンジしてみようと思います!

(文:佐々木一憲、写真:三浦晃一、編集:照井絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2021年10月02日に公開されたものです

佐々木一憲

ヘアメイク。TV・雑誌・広告・Webなどでモデル、タレント、アーティストのヘアメイクを担当。「#ササメイク」のハッシュタグで、SNSで話題に。

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