塩梅とは? 意味や語源・使い方を解説
【例文あり】塩梅の使い方
塩梅は広く使える言葉で、以下を表す時に使うことができます。
・味加減
・物事の具合や空模様
・健康状態
・うまく調整すること
「いい塩梅」「塩梅が悪い」「塩梅が大事」と使う
基本的には「いい塩梅」「塩梅が悪い」など名詞的な使い方をします。その他、「塩梅する」のように動詞的に用いることもあります。
各々の詳しい使い方については下記です。
(1)味加減について表現する時
「料理の味加減」という意味で「塩梅」を使うことができます。
例文
・この煮物はちょうどいい塩梅に仕上がっていますね
(2)物事の具合について表現する時
料理ばかりでなく、幅広い物事の具合や調子、様子をいう時にも使うことができます。特に、空模様や気候のことを話題にする場合でよく使われる表現です。
例文
・実験はいい塩梅に進んでいる
・舞台照明の塩梅に気を配る
・お天気の塩梅が良くないようなので、傘をお持ちになってください
・暖かくなっていい塩梅になりましたね
(3)健康状態について表現する時
「塩梅」で体の具合を伝えることもできます。
例文
・おばあちゃん、最近はどんな塩梅?
・足の塩梅がだいぶ良くなってきたから、また散歩に行こうと思っている
(4)うまく調整することを指して表現する時
仕事の段取りを整えたり、調整したり、材料を整えたりする時に使うこともあります。
按排・按配・案配を使うこともある
物事を整える際には塩梅の他に同じ意味合いの「按排」「按配」「案配」などの漢字を使うこともあります。
例文
・材料を塩梅して、作業に入ろう
・みんなの都合を聞いて、スケジュールを塩梅してもらえないか