「お取り計らい」の意味は? 正しい使い方を例文で解説
「お取り計らい」を使う時の注意点
「お取り計らい」は丁寧な言葉ですが、使い方や言い回しを間違えると失礼な印象を与えかねません。
特に「お願い」する場面で使う際は注意が必要です。「お取り計らい」を正しく使うために、注意点も頭に入れておきましょう。
「お取り計らいください」はNG
「お取り計らい」は敬語表現にあたるので、目上の人や取引先などに使用しても良いでしょう。ただし、「お取り計らいください」という言葉で、目上の人にお願いをするのはおすすめしません。
間違った言い回しではありませんが、「○○してください」という言葉は強い表現になるため、上から目線な印象を与える可能性もあります。
目上の人に対しては、以下のように使用しましょう。
「お取り計らい」の丁寧な使い方の例
・お取り計らいくださいますよう~
・お取り計らい賜りますよう~
・お取り計らいのほど~
「お取り計らい」を丁寧に表現する方法

さらに、目上の人に対しては以下のような前置きの言葉をプラスして、丁寧にお願いするようにしましょう。
「お取り計らい」の前につける言葉の例
・恐縮ですが
・恐れ入りますが
・お手数おかけしますが
・勝手を申し上げますが