「ご案内」の意味と使い方は? 正しい敬語表現【例文付】
「ご案内」の英語表現
最後に「ご案内」を英語で表したい時の表現例を見ておきましょう。
「案内する」の英語は「guide」「conduct」「lead」「escort」「show」「take」などがあります。
それぞれの簡単な意味と例文を紹介します。
guide
「guide」には目的地までの案内、さまざまな事柄を指示するという意味があります。以下、例文です。
・She guided the city.(彼女が街中を案内してくれました)
・I will guide you to the library.(私が図書館まで案内します)
conduct
「conduct」には「導く」という意味があります。「guide」よりフォーマルな表現なため、目上の人に対してやビジネスシーンで使えます。以下、例文です。
・The woman conducted me around the city.(その女性は街を案内してくれました)
lead
「lead」は、積極的に先頭に立ち案内するという意味です。目的地が決まっている時に使用します。以下、例文です。
・He always leads the date.(彼はいつもデートをリードしてくれます)
・This road leads to the station.(この道は駅に導いてくれます)
escort
「escort」には「女性をエスコートする」のように、付き添い役などの意味があります。加えて、「護衛する」「守る」という意味が含まれます。以下、例文です。
・He escorted me to a fine restaurant.(彼は高級レストランへ案内してくれました)
・I escorted her into the living room(彼女を居間まで案内しました)
show
「show」には「見せる」という意味があるので、「地図を見せる」などで覚えましょう。相手に付き添いながら道案内する時にも使えます。以下、例文です。
・He will show you around Tokyo.(彼が東京を案内してくれますよ)
take
「take」には「手を取る」のような意味もあります。以下、例文です。
・She took you around Tokyo.(彼女があなたに東京を案内してくれた)
「ご案内」にはさまざまな意味がある
口頭で使用するだけでなく、看板やメールなどにも使用される「ご案内」という言葉。使い方によっては、少々ニュアンスが異なります。
類似表現も多いため、それぞれ使い方を間違えないよう気をつけたいところ。
「ご案内」の意味や表現方法を理解し、正しく使っていきましょう。
(黒木美沙)
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※この記事は2021年05月17日に公開されたものです