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「オープンクエスチョン」とは? 具体例や効果的な使い方を解説

浅野寿和(心理カウンセラー)

クローズドクエスチョンとの使い分け方

なお、オープン・クエスチョンと対となるものが「クローズド・クエスチョン」です。これはYesかNoか、AかB のどちらかなど、相手に選択させるような回答を求める質問形式です。

クローズドクエスチョンの具体例

クローズドクエスチョンとは、具体的に以下のような質問を指します。

・もう○○の製品はお使いいただきましたか?

・このSNSの反響、すごいと思われますか?

Aの製品とBの製品、どちらがお好みですか?

回答者が迷わず答えやすい質問ですから、会話や質問の導入部分などでは、クローズドクエスチョンが効果的に働くでしょう。

クローズドクエスチョンは回答を制限したい時に使う

クローズドクエスチョンは、何かを単に確認したい時やYesかNoの答えが欲しい時に使います。

例えば業務が完了したかどうかなどを確認する時は、「○○の件は終わりましたか?」と、クローズドクエスチョンを使うと良いでしょう。

さらに、商談などで話をまとめたい時も、クローズドクエスチョンの方が効果的です。最後まで「どう思うか?」と質問しても話がまとまりません。

次ページ:オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの効果的な使い方

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