もうやだ。仕事の失敗で落ち込んだ時の対処法
仕事の失敗を防ぐための5か条
あなたは失敗しやすい人の特徴に当てはまっていましたか? 自分を省みることができたのなら、これからの仕事に生きてくるはずです。
仕事での失敗はできるなら避けたいもの。最後に、失敗を防ぐためにできる5つのことを紹介します。頭に入れながら、日々の業務と向き合ってみましょう。
(1)失敗を分析しておく
これまで自分がしてきた失敗には、何かしらの共通点があるはずです。
失敗を分析する際には「自分はこの部分が苦手だ」「こういった状況にミスが起きやすい」などと共通点がないか、抽象化して考えてみましょう。
その共通点を他の仕事で意識すれば、似たような場面で危機意識を抱くことができ、失敗を防げるはずです。
(2)仕事に優先順位をつける
自分の能力の範囲を超える量の仕事があったり、たくさんの作業を同時並行していたりすると失敗が起こりやすいです。
全体を見て、締切が近いものや緊急度が高いものから優先して仕事を行うようにすれば、効率良くゆとりをもって進められるでしょう。
大きな視野で仕事の全容を把握してから、1日のスケジュールを立てていくことが大切です。
(3)できないことはできないと言う
仕事に対して自分の経験が明らかに不足している、他の業務もあり期限が厳しすぎるなど、できないことは「このような理由でできません」と理由も含めて伝えるようにしましょう。
ただ単に「できません」だけでは、やる気がない、向上心がないと思われてしまう可能性があるので注意が必要です。
しかし、きちんとできない理由を伝えれば、相手も納得してくれるはず。期限を延長してもらえたり、サポートしてもらえたりすることもあります。もしくは、自分が思いつかない解決策を提案してくれるかもしれません。
自分の力を過信せずに、キャパオーバーなことは勇気を持って伝えましょう。
(4)上司に相談・報告する
曖昧な情報をもとに、不明点をそのままにして仕事を進めると、大きな失敗につながる恐れがあります。
「前もこうだったからこれでいいだろう」「あの指示は多分こういうことだろう」と自己判断や甘い推測で進めず、分からないことが出てきた時点で上司に相談したり、報告したりしましょう。
(5)メモは常に見えるようにしておく
大事なポイントを書き留めたメモは見えるところに貼っておくと、すぐ確認できるので失敗を未然に防げます。また、これまでの失敗を分析して、自分がつまずきやすいところもメモしておくと、同じ失敗を減らせるでしょう。
仕事を進めている時に違和感を抱いたら、いったん作業を止めてメモを確認する癖を。
違和感は、何かを勘違いしている可能性や、見落としがあるという証拠です。
ただし、経験が浅いうちは、ミスをしていてもこういった違和感を抱くことが容易ではありません。普段からメモを見て、段取りや重要なことを確認しながら進めましょう。
失敗を糧にしよう
仕事をする上で全く失敗しないことは不可能です。重要なのは、そこから何を学んで、どのように次へ生かしていくか。
失敗をした時は、自分を責めすぎることなく正しい対処法で失敗から立ち直り、糧にしてより良い仕事をしていきましょう。なかなか気持ちを切り替えられない場合は、この記事で紹介した対処法をぜひ試してみてください。
同じ失敗を何度も繰り返してしまえば「仕事ができない」「人の話を聞いていない」「学習していない」などと思われ信頼を失ってしまうので、それだけは避けましょう。
失敗したその先で、あなたがどんな行動を取るか。それ次第で、仕事の成果は大きく変わってくることでしょう。
(夏椿)
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※画像はイメージです
※この記事は2021年04月20日に公開されたものです