結婚を反対されたら。反対する理由と親を説得する5つの方法
結婚を反対されたらどうする? 効果的な説得の仕方
親が、子どもの結婚を反対する大きな理由には「結婚が自分たちの生活に影響しないか」「2人は本当に幸せになれるのか」の2つで疑問があるからです。この2つに関わる部分で安心させることができれば、結婚の説得はスムーズに進むはずです。
(1)何度も会って人柄を知ってもらう
親から理由なく結婚を反対されるのは、相手の人柄を誤解しているか、本当に合わないと思われているかのどちらかでしょう。
相性が合わないタイプの場合は、何度会っても関係の悪化が加速する可能性が高いので、このアプローチは諦めましょう。ただ、人柄を誤解されている、理解されていないと思うのであれば、何度か会って人柄を知ってもらう努力が必要です。
(2)親の話を聞く
結婚に反対されると、つい敵対関係になってしまう人も多いですよね。そうなった場合、まずしてほしいのは反発ではなく、親の話を聞くことです。敵対すると、ヒートアップして意固地になってしまい、お互い譲らなくなる可能性もあります。
まずは反対している理由をきちんと聞く時間をもうけ、親の気が済むまで話を聞きいてください。親の結婚観や自分にどうしてほしかったのかを聞いていくうちに、反対している理由を解消できるヒントがあるかもしれません。
親も話すことである程度スッキリしたり、割り切れたりする部分も出てくるかもしれません。
(3)お金の問題をクリアにする
結婚を反対される理由に少なからずお金の問題がある場合、「親に出してもらう必要はない」ということを明確にしましょう。もしかしたら親が出すのが当たり前だと思っている姿勢が「気に食わない」と思われている原因かもしれません。
結婚式、引越しのお金、生活費など、親に頼る気がないことを、収入・貯金・毎月の家計を交えて具体的に説明して伝えましょう。2人でどうやって生活し、親に頼ることなくやっていくかを見せることができれば、結婚が許される可能性もあります。
(4)味方を増やして話してもらう
きょうだいや、叔父叔母、祖父母など共通の知り合いがいる場合は、一緒に会ってもらう、味方になってもらうなどのアプローチも有効です。
親は、子どものことが心配になると、盲目になってしまう部分もあります。第三者からの話を聞いて、少し視点が変わる場合もあるでしょう。
ただし親の性格によっては火に油を注ぐことになる場合もあるので、味方にする人は慎重に選んでください。
(5)親に感謝を伝えた上で自分たちの話をする
親の見ている結婚の幸せと、今自分たちの見ている結婚の幸せの形は、時代のギャップもあり、違うことがあります。親が結婚に反対するのは、自分達の考える結婚生活のグレードを下げることへの心配でもあるのです。
「親の信じる幸せな結婚」の像は、現代では実現するのが難しい部分も多々あるのが現実です。理解が難しそうであれば、結婚情報誌などのデータを見せながら、「今の結婚の常識」を知ってもらうのもあり。
幸せを願っている親に「幸せを考えてくれているのはうれしい」と感謝を伝えつつ、自分たちの幸せの形があることを知ってもらいましょう。