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モチベーションを上げる方法とは? 仕事や勉強がうまくいく思考術

大塚統子(心理カウンセラー)

モチベーションを上げる方法5つ

人から褒められたり、報酬が増えたり、外からの刺激があればモチベーションは上がるかもしれません。

しかし、他人や環境は思い通りにはいかないもの。自分自身で取り組めることにチャレンジしていきましょう。ここからは、モチベーションを上げるための具体的な方法を5つ紹介します。

(1)まず簡単な行動を始める

モチベーションが上がってから行動するのではなく、まずは数分で片付くような簡単な行動から始めるのがおすすめ。

簡単な問題でも、自分の行動によって片付くと自然とやる気になる場合もあります。

大きな目標があるなら、そこにたどり着くための小さな目標を設定しましょう。小さくとも達成感が感じられるとモチベーションを維持しやすいでしょう。

(2)自発的でポジティブな動機を見つける

例えば、転職のために資格取得の勉強をするにしても、「資格を持っていないと採用されない」と怖れを感じながら勉強するのと、「資格が取れたら採用確率が上げられるかも」と希望を感じながら勉強するのでは、だいぶ気持ちが違うでしょう。

「誰かにやらされているのではなくて、自分がしたくてしている」「行動はより良い結果を得るため」という視点から、モチベーションを上げるようにしましょう。

(3)自分に肯定的な言葉を掛ける

「自分の何がダメなのだろう?」と、自分を否定することにエネルギーを使っていると、モチベーションは上がりません。

誰よりも自分が自分自身の味方になって、「頑張っている」と褒めたり、「大丈夫」「きっとできる」と可能性を信じて励ましたり、肯定的な言葉を自分に掛けましょう。

自分を承認していると、やる気が湧きやすくなりますよ。

(4)ご褒美を用意する

時には自分の苦手なことや、やりたくないことをしなければならない場合もあるでしょう。

そんな時は、自分へのご褒美を用意しましょう。例えば、苦手なことや、やりたくないことをしたら美味しいものを食べに行くとか、欲しいものを買ってOKなど。

ご褒美を用意することで、モチベーションが上げやすくなるでしょう。

(5)他人が頑張る姿を見る

頑張っている人の姿を見て、「自分も頑張ろう!」と思った経験がある方も多いのではないでしょうか。

モチベーションが上がらない時は、主人公が活躍する映画・ドラマや小説・漫画、成功者のドキュメンタリーなどを見て、自分の意欲も高めてみるのがおすすめ。

また、アップテンポの曲を聞いてテンションを上げると、積極的な行動がしやすくなるでしょう。

次ページ:モチベーションを保つための思考術

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