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モチベーションを上げる方法とは? 仕事や勉強がうまくいく思考術

大塚統子(心理カウンセラー)

モチベーションを保つための思考術

せっかく上げたモチベーションは、できるだけ維持していきたいと思いませんか。ここからは、モチベーションを保ちやすくなる考え方を5つ紹介します。

(1)楽しみ方を見つけるのは自分自身だと念頭に置く

たとえ単調な仕事でも、自分が設定した目標を達成する喜びがあると、仕事が楽しくなるでしょう。「この仕事を通してどう楽しむか」は自分が探し出すものです。その考えを念頭に置くようにしましょう。

例えば、単純作業を「前回より短時間で」と目標設定をすると、自分が成長するのが面白くなるでしょう。

つまり苦手な人に接することだって、相手を笑顔にする攻略ゲームと思うことも可能なのです。

(2)肯定形の言葉に変換する

「でも」「だって」「どうせ」とか、「○○しない」「できない」といった否定形の言葉は、考え方をネガティブにします。

何かネガティブなことがあった時は、できるだけ肯定形の言葉に変換するようにしましょう。例えば、「もう3日しかない」ではなくて、「まだ3日ある」のように。

言葉は、気持ちや行動に影響を与えます。自分がどんな言葉を選んで使うのかも、モチベーションの維持に関わってくるのです。

(3)うまくいくことをイメージする

行動の結果、「すべてがうまくいったら?」と想像してみるのもおすすめ。

うまくいった時、どんなにうれしい気持ちになって、誰がどんなふうに祝福してくれるのか、できるだけ具体的にイメージしてみましょう。

最高の状態を繰り返しイメージすることで、「実際にうまくいくようにしよう!」とモチベーションが保ちやすくなります。

(4)感情の原点回帰をする

人を動かす原動力になるのは、「何かを実現したい」あるいは「何かを避けたい」といった強い感情です。

モチベーションが下がりそうになったら、行動の出発点になった感情に原点回帰してみると、モチベーションを復活させやすいでしょう。

例えば、仕事に対するモチベーションが上がらない時。「入社初日は何を実現したいと思っていた?」と思い返してみるのはいかがでしょうか。

(5)誰かとの約束にする

自分1人の目標なら、自分だけの判断で諦めるのは簡単ですよね。

しかし、誰かとの約束なら、「もう少し頑張ろう!」と思いやすくなるようです。自分の目標を人に宣言して、誰かとの約束にしてみましょう。

さらに、一緒に頑張ったり、応援し合ったりする仲間がいると、モチベーションが維持しやすいですよ。

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