【難読】“のてん”? 「野点」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「野点」の読み方です。
“のてん”? “やてん”? なんて読むの? そう思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「野点」の読み方は?
「野」は、そのまま“の”か、野菜、外野と読むので、“や”と読みますよね。「点」はそのまま“てん”と読むことが多いのではないでしょうか。
しかし、この二つを合わせると“のてん”、“やてん”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“のだて”と読みます。
「野点」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「野点」の意味は以下のように解説されています。
の‐だて【野▽点】
野外で、茶をたてること。また、野外で催す茶会。野掛 (のがけ) 。
“のだて”と読むんですね。
お茶というとお作法が厳しいというイメージですが、野点はお茶を立てる道具さえあれば大丈夫という、細かい作法が簡略化されたものだそう。
最近では、ピクニックやキャンプで、野点を楽しむ人も増えているんだそうです。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「野点」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。あまり馴染みがない言葉かもしれませんが、自然の中でのお茶会は四季を感じられて素敵ですね。
耳馴染みがない言葉を調べてみると、思いがけず、日本の素敵な文化に触れることもできますね。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年02月28日に公開されたものです