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使う相手に注意。「よろしくお伝えください」の正しい意味と使い方(例文付き)

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「よろしくお伝えください」の言い換え表現

以上のように、「よろしくお伝えください」は大変便利に使える定形文ですが、時にはもう少し具体的なメッセージを伝えた方がいい場面もあります。

以下に、「よろしくお伝えください」の言い換え表現をいくつか紹介します。

「よろしくお言付けください」

「お言付け(おことづけ)ください」は、「お伝えください」という意味です。

「よろしくお伝えください」と同様に使えます。

例文

・○○部長にも、くれぐれもよろしくお言付けください。

「“先日は大変ありがとうございました”とお伝えください」

直接お礼を言えない時に、人を介して謝意を伝えたい場合の伝言です。

例文

・○○専務にも、「先日は大変ありがとうございました」とお伝えください。

「“またお目にかかりたいです”とお伝えください」

担当者の上司にも時々顔を見せてもらいたい場合に使うと良いでしょう。

例文

・○○さまにも「またお目にかかりたいです」とお伝えください。

「“どうぞお大事に”とお伝えください」

体調を崩している第三者に対しては、お見舞いの伝言を託します。

例文

・○○さまにも「どうぞお大事に」とお伝えください。

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