時間にルーズな人の特徴6つ。時間が守れない原因と克服方法
時間にルーズになる原因
時間にルーズになってしまう原因は、どのようなものなのでしょうか。心理的な要因を探ってみます。
(1)逃避したいという思い
気の進まない集まりや、行きたくない会社への通勤など、ハッキリと自覚していなくても気持ちが後ろ向きな時は支度が遅くなったり、経路を調べるのに適当になったりと行動に表れがちです。
何か嫌なことがなかったかを振り返ってみると、遅刻や時間が掛かってしまった原因が分かることもあるでしょう。
(2)相手に甘えている
恋人など特定の相手との場合だけ常に時間が守れないという人は、勝手に「相手よりも自分の方が上」という上下関係を決めている場合もあります。
「多少遅れても待たせても相手から嫌われることはないだろうから平気」といった甘えの心理があるのです。
(3)パーソナリティが絡んでいることも
時間にルーズなだけでなく、どうしても部屋が片付けられない、忘れ物が多過ぎるなど日常生活全般に不注意がある場合は、背景にその人のパーソナリティそのものが絡んでいることもあります。
時間にルーズな場合のデメリット
では、時間にルーズだとどのようなデメリットが生じてしまうのか、改めて確認しましょう。
(1)信頼関係が希薄になる
例えば一緒に仕事をするなら、時間にルーズな人よりきっちり守ってくれる人の方がいいですよね。特に分刻みで業務をこなしている多忙な人はそう思うでしょう。
ビジネスでは、少しの遅れが業務の命取りにもなりかねません。時間にルーズな場合は、信頼関係がなくなる可能性があるでしょう。
(2)友人を失うことがある
適当な時間設定で遊びが成立する場合も当然ありますが、旅行やイベントなど時間厳守でなければ楽しめない場合もあります。
それまで友好な関係を築けていたとしても、相手のためにあまりにも楽しい時間を削られたり、経済的に損失を被ったりすれば、次第に疎遠になってしまうかもしれません。
(3)やる気がないと誤解される
時間にルーズになる心理的要因として「逃避」や「甘え」が考えられる場合もあることを前述しましたが、いずれにしても他人から見れば遅刻は遅刻。
「あの人はやる気がないのではないか」「本当は参加したくなかったのではないか」と懐疑的な目で見られてしまうこともあるでしょう。
(4)仕事のパフォーマンスが低下する
時間にルーズなことで、遅刻したり進行が遅れたりすれば、次の業務に差し支えることもあるでしょう。
このように仕事のパフォーマンスが落ちた結果、就寝時間まで仕事がずれこみ、生活リズムの乱れにつながってくる恐れもあります。
▶次のページでは、時間にルーズな性格の克服方法を紹介します。