お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

自分が嫌いになりやすい人の特徴。嫌いになる原因&克服方法とは

沼田みえ子

自分が嫌いな場合の克服方法

自分が嫌いという感情は自分への攻撃的な感情の表れなので、心が疲弊しやすくなります。しんどい気持ちが慢性的に続くので、本当につらいことでしょう。

でも大丈夫。以下の方法で克服できる可能性があります。

(1)自分の味方を見つける

自分に対して優しく接してくれたり、自分を応援してくれたり、褒めてくれたり。そんな人を見つけてみましょう。

第三者があなたを受け入れてくれると、だんだんと自分を受け入れることができるようになります。

(2)小さな成功体験をつくる

自己嫌悪が強い人ほど、自分に課しているハードルは高いものです。そのため、小さな成功体験を積み重ねることを意識しましょう。

まずは自分にとって小さいと思える目標を3つほど立ててみます。例えばダイエットがしたい時、「まずは1カ月に1kg減らす」「30分のウォーキングをする」「夜だけ白米を食べない」のように。

一気に「10kgのダイエットをする!」というのではなく、達成しやすい目標に変えてみると、成功体験を積みやすくなります。そうすると、自信がついていき、自分を受け入れていけるようになるでしょう。

(3)短所をリフレーミングする

・「消極的」→「目立っているわけじゃないけれど縁の下の力持ち」
・「せっかち」→「仕事が早い」
・「要領が悪い」→「時間が掛かるけれど努力家で真面目」

……など、自分が短所だと思うところがあっても見方を変えると長所にできるものです。これをリフレーミングといいます。

短所を長所として捉えるチャレンジをしてみましょう。そうすると自分へのダメ出しが減っていき、自分嫌いの感情が軽減されていくはずです。

(4)自分に好きなことをさせてあげる

自分においしいものを食べさせてあげる、自分にきれいな景色を見せてあげるなど、自分に好きなことをさせてあげて大切に扱ってあげると、「自己愛」が育ってきます。

そうすると、だんだんと自分を愛おしく思えるようになりますよ。

(5)褒め言葉を素直に受け止める

誰かから褒めてもらった時、すぐ「そんなことないよ」と謙遜する人がいます。特に、自己嫌悪の気持ちが強いとなかなか褒め言葉を素直に受け止められないものです。

しかし、せっかくもらった褒め言葉を否定することは、自分を否定することに近いものがあります。

また、謙遜とはいえ自己否定が積み重なると、自分を好きになる邪魔をしてしまうかもしれません。

そうならないよう、褒めてもらったら否定したくなる気持ちをぐっと押さえ、まずは素直に「ありがとう」「そう言ってもらえてうれしい」と受け入れてみましょう。

(6)「自分は存在するだけで価値がある」と思う

「これができないとダメ」という気持ちが強いと、なかなか自分のことを認められません。

この傾向が強くて自己嫌悪に陥りがちな人は、自分に「私は存在するだけで価値がある」と言い聞かせてみましょう。

「何かができる・できないに関係なく、これまで頑張って生きてきた自分は十分尊い」と、自分を認めてあげてくださいね。

(7)物事をポジティブに捉える

自分を好きになるには、物事をポジティブに捉えるのも良いでしょう。

例えば、家事を半分片づけたとします。「半分しかできなかった」と思うと「そんな自分はダメだ」と考えてしまうかもしれません。

しかし、そこで捉え方を「もう半分できた」とポジティブな方向へ考えれば、自分を認めやすくなるはずです。

(8)他人ではなく過去の自分と比較する

他人と自分を比べた時、相手よりもできていない部分に目がいきがちな人もいます。そのような人は、他人と自分を比べるのをやめてみてください。

他の人ではなく過去の自分と比べて、できるようになったことや成長した点に着目してみましょう。

そうすれば、自分の良い部分に気づけるはずです。

次のページを読む

SHARE