自分が嫌いになりやすい人の特徴。嫌いになる原因&克服方法とは
自分が嫌いな時のNG行動
最後に、自分が嫌いな時にやりがちだけれどやらないように気を付けてほしい行動について解説します。
(1)他者のあら探し
自分のことが嫌いな時は、無意識に自分の嫌なところが目についている状態。この時は、同じように他者の嫌なところが目につきやすく、批判的な気持ちになりやすいものです。
また、他者のあら探しをして「自分よりも劣っている。自分はまだまし」と正当化したいという心の防衛本能が働きやすくもなります。
そんな自分にうんざりし、さらに自己嫌悪が強くなる可能性があるので、あら探しをしないように意識することが大事です。
(2)周りとの比較
自分が嫌いな時は、「自分の悪いところ」と「他者のいいところ」をより比較する傾向もあります。比較すればするほど落ち込み、自分嫌いが加速してしまうでしょう。
そんな時は「比較はしないようにしよう」と落ち着いて自分に言い聞かせることが大事です。
自分が嫌いな人には向上心がある
自己嫌悪は、「理想としている自分像」を持っているが故の感情であることが多いです。この理想に少しでも近付き、成長したいという向上心があるともいえます。
「あぁ、私、理想にちょっとでも近付こうと頑張っているんだな」と、まずは自分を認めてあげてください。自分嫌いな人は自分に厳しいだけで、本当は頑張っていることがちゃんとあるものですよ。
(沼田みえ子)
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※この記事は2021年01月26日に公開されたものです