自分が嫌いになりやすい人の特徴。嫌いになる原因&克服方法とは
自分が嫌いな気持ちを放っておくとどうなる?
前項では、自分が嫌いな場合の克服方法について解説しました。では、自分が嫌いなまま放っておくとどうなるのでしょうか?
心理学の世界では、目の前の世界は全て私たちの心を映し出す鏡だといわれています。自分のことが嫌いだと、人間関係などにおいても負の感情が生まれ、以下のような弊害が生じるかもしれません。
(1)周りも自分を嫌っていると感じる
私たちの心には「投影の法則」と呼ばれる心理パターンがあります。
これは「自分が思うことを周りの人も思うだろう」という心理なので、自分のことを嫌っていると周りの人も自分を嫌っているに違いない、という意識を持ってしまいやすいです。
(2)人と関わることが怖くなる
自己嫌悪は自分への攻撃的な感情です。
自分に向けられた攻撃性は、前述した「投影の法則」により周りの世界に投影され、「人も自分を攻撃してくるのではないか?」という恐れを抱きやすくなります。
そうすると人に関わることが怖くなり、距離を取ろうとしてしまいます。
参考記事はこちら▼
(3)寂しさを感じやすくなる
自己嫌悪は自分が嫌いなのであって、周りの人を嫌っているわけではありません。
しかしながら「投影の法則」などにより、人と距離を取ろうとしてしまうため、周りから孤立して、寂しさを感じることも少なくありません。
参考記事はこちら▼