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やっぱり復縁したい。元彼を忘れられない時の迷い方

#迷いの森の私たち

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

恋の悩みは尽きませんよね。まるで光のない森の中をさまよっているようで。この連載では、恋愛コラムニスト・浅田さんが「解決方法」ではなく「美しく迷う方法」を提案します。

恋の悩みは永遠ですよね。

「どこにも答えはない」
「どうすべきかは分かるけど、それができない」

暗い森の中をあてもなくさまよっているようだと思いませんか。

このコラムは、そんな貴女に「解決法」をお伝えする──ことはしません。周りのアドバイスで変わるくらいなら、既に迷いの森から脱出できているでしょうから。

その代わりに「美しく迷う方法」を提案しようと思うのです。

たとえ正解のない恋に悩まされていたとしても、美しく迷うことならできそうじゃありませんか。そこで発見できることもあると思うのです。

どうせ恋に迷うなら、光の方に迷ってみませんか?

本日の迷いの森

「前に恋人と別れた。でも、やっぱり復縁したい。今も彼を忘れられない……」

別れた彼と復縁したいのですね。

もう彼の心に自分はいないかもしれない。どうやら無理そうな気もしている。

・LINEの返信がない
・地味に避けられたりもする
・思い出の品を見ては心が痛む
・昔の写真ばかりを眺めている
・彼のSNSをのぞいてしまう
・次の恋に進める気がしない

友人たちは「次の恋に行こうよ」「諦めたら?」と言ってくるでしょう。

しかし、彼との思い出を忘れようとしても、忘れることはできません。それができたら楽なのは貴女が一番分かっているのですよね。できないつらさがあるというのに。

むしろ「誰も私の気持ちを分かってくれないんだな……」と孤独を感じる瞬間かもしれません。

どうして失った関係を取り戻すのは、こうも難しいのでしょうね。一度は、確かに、愛を永遠のように感じ合っていたはずなのに。いつまでも迷いの森を歩くばかりです。

この森に迷いがちな女性のタイプ

ズバリ言うと「怖がりな女性」です。

もちろん、どんな女性であれ(男性でも)ある程度は怖がりだと言えます。とはいえ「彼とのさよならを認めるのが怖い」「次の恋を始めて、また傷つくのが怖い」という女性ほど、この森に迷いやすいのですね。感性が優しく鋭いのです。

もちろん初めての恋だったから、その感覚が忘れられない──という女性もいるでしょう。初恋ほど深く心に残るものですから。願わくは、復縁したいと思うのも当然でしょう。

復縁を望むのには、それぞれの理由があります。あくまで代表的なものを挙げたに過ぎません。

ここで強調したいことがあります。それは「どんな女性であれ、失恋すると一度は復縁を願いたくなるものだ」ということ。それ自体を責めてはいけません。罪悪感は必要ありません。

このタイプの女性は迷いの森に入ると、びくびくとおびえて、その場に立ちすくんでしまうことが多々あります。身動きが取れなくなってしまうのですね。

そして過去の楽しかった記憶に浸りながら、いつまでも次の一歩を踏み出せずに悩むことになる──そのまま長く、先の現実を楽しめなくなるわけです。

迷いの森の美しい歩き方

初めにお伝えした通り、その恋を諦めるべきなんてアドバイスはしません。その代わりに、より美しく迷う方法を提案させてください。

その森の中で「他の男性と交流しながら迷う」というのはいかがでしょう?

どうか勘違いしないでください。何も恋愛目的で、他の男性とデートすべしという意味ではありません。単に女友達と仲良くするように、男友達を増やしてみるのはどうでしょう、という提案です。

迷いの森の中で他の男性と談笑すればいいのですよ。復縁に悩んでいるからといって、他の男性とコミュニケーションをしてはダメな理由はありませんから。当然ながら、恋愛以外の、異性との付き合いだって存在しますよね。

一緒に飲みに行ってもいいし、映画に行ってもいいし、ショッピングに行ってもいいのです。異性のいるイベントに参加するのもいいですよね。

地球に存在する人間の約半分は男性です。貴女が、その半分と仲良くし始めても誰も文句は言いません。何もおかしなことではありませんから。

これは「男性を通して、より深く世界を知る」ということなのですよ。

恋愛とはまた別に、貴女には「より深く世界を知る」という義務があるはずです。

先の例えに戻りますと、世に存在する価値観の半分は、異性を通して、初めて学ぶことができるのですよ。なぜなら地球にいる人間の半分は異性だから。それに触れて自分の価値観をアップデートさせるのです。

くれぐれも、これは「異性と恋をしなくてはならない」という意味ではありません。「異性と交流すると学べることがある」というだけのことです。

どうか、恋に迷っていることを、何もしないことの言い訳にしないでください。

その復縁したいという気持ちが大事なものであるならなおさら。貴女の人生をくすませる言い訳にするのでなく、貴女の人生を輝かせる原動力にしないといけないのだと思います──そう思ってみましょうよ。

どうか、顔を上げて、いろんな男性と交流してみてください。

思いがけない出会いもあるでしょう。新しい自分に気付くかもしれません。

そして、もちろん、貴女が魅力的になったあかつきには──魅力的になるとは多くの価値観を知って体現することなのです──彼との復縁という未来もあるかもしれません。人生は風任せですから。

そう考えると頑張れる気がしませんか?

迷いの森の奥に、ちらりとでも光がのぞいたなら幸いです。美しく迷ってくださいませ。

(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:はヤせあヤき)

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

マジシャン&ライター&催眠心理療法士

心理、恋愛、コミュニケーション系を得意とする。多数執筆。なかでもDRESSの連載「読むだけでモテる恋愛小説・わたしは愛される実験をはじめた。」が多くのファンを集めている。

Twitterにて恋愛論やテクニックを発信中。
Twitter:@ASD_ELEGANT

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