お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

初心者&女性向け! スクワットの効果とやり方

Hiromi(パーソナルトレーナー/理学療法士)

スクワットを行う際の注意点

誤ったフォームで繰り返しスクワットを行うと、効果が得にくいだけでなくけがや痛みが生じやすくなります。以下、間違ったフォームについて挙げますのでセルフチェックしてみましょう。

(1)つま先が上がっている

スクワットのやり方5

つま先が上がって重心がかかとに寄っていると膝を傷めやすいので、しっかりと足の指で地面を押さえるようにしましょう。

また、さまざまなメディアで「つま先より膝が前に出ないように」と指導されているのを目にしますが、それを意識すると足の指が浮きやすく、かかと重心になりやすいです。まず慣れるまでは膝が前に出てしまってもいいので、足裏全体に体重をかけることを意識しましょう。

(2)膝が内側に入ったり開いたりしている

スクワットのやり方NG例

写真のNG例のように、膝が内側に向いていたり、外へ開いていたりすると屈伸運動をした際に膝関節を痛める原因となります。なので、膝はつま先の方向へまっすぐ向くようにしましょう。

(3)胸を張り過ぎて背中が反っている

スクワットのやり方7

胸を張り過ぎて、背中が反った状態になると腹筋の力が抜けてしまい、腰に負担がかかりやすくなります。胸は張らず、腹筋に力を入れて行うようにしましょう。

(4)腰が丸まっている

スクワットのやり方8

腰を丸めてしまうと負担がかかりやすくなり、お尻の筋肉(大殿筋)をうまく使えなくなります。それにより膝関節への負担も大きくなり、膝を痛める原因となるので注意してください。

写真のOK例のように、腰を丸めず、お尻をプリっと突き出した姿をイメージして行うようにしましょう。

(5)膝を深く曲げ過ぎる

膝を深く曲げ過ぎると前ももの筋肉の張力が大きくなり、膝のお皿が太ももの骨を強く圧迫して負担がかかりやすくなります。

なので、膝を深く曲げ過ぎず、最大でも太ももが床と平行になるよりもやや高い位置でキープするようにしてください。

次ページ:スクワットの回数や期間の目安

SHARE