「会社のオンライン飲み会」を切り上げる4つの秘策

今回のお仕事ハックは「会社のオンライン飲み会を早めに切り上げたい」とのお悩みに、ライターのトイアンナさんがアドバイス。

つっら。せっかく新型コロナウイルスの影響で飲み会が減ったのに、それがオンラインに移行するなんて……。

飲み会好きにはうれしいですが、元々控えたかった相談者さんのようなタイプには、しんどい話ですよね。

しかも、オンライン飲みは「終わりが見えない」のがデメリット。つい飲みすぎてしまって翌日の予定に響こうものなら、「面倒」を飛び越えて「害悪」です。

オンライン飲み会の切り上げ方、教えます

そこで、私がよく使っているオンライン飲み会の切り上げテクニックを4つ伝授いたしましょう。

（1）充電器をどこかへ忘れる

PCの充電器を物理的にどこかへ置き忘れましょう。そうするとバッテリーが切れる時間までしかオンライン飲み会に参加できませんから、心の葛藤はさておき、飲み会を強制終了させられます。

元々飲み会を断れないタイプは、嘘もつけないので、本当に充電器を忘れてしまうのが吉です。

（2）最初から去る時間を告知する

「申し訳ないのですが、どうしても〇時に用事があって」と先に宣言してから参加するパターンです。理由は何でも構いません。

仕事が残っている設定にしてもいいし、親との電話があるから……とかでもOK。最初から去る時間を宣言すれば、嫌味にはなりません。

（3）「えっ、もうこんな時間!?」戦法

PCやスマホで参加してるなら、別に腕時計なんていらないのに、わざと腕時計を見て「えっ、もうこんな時間!?」と驚く方法です。

相手も「そろそろ寝たい」と思っていれば切り上げてくれます。成功率は50％くらいですが、とにかく穏便に切り上げたいあなたにおすすめです。

（4）「モラハラの恋人がいる」設定を作る

どうしても切り上げるのが苦手なあなたへの最終手段は、「モラハラの恋人と付き合っている設定」を作ること。モラハラの恋人は、Zoomでダラダラ飲むことなんて、許してくれないはずです。

「本当に、本当に申し訳ないんですが、そういうのにパートナーが厳しくて」と謝れば、非実在の恋人のせいにしつつ切り上げられます。

しかし、モラハラの恋人は飲み会でネタにされやすいので、深掘りされてもバレない準備が必要な上級者向けテクニックです。

早く切り上げられている人の戦略をマネしよう

と、いくつか鉄板のオンライン飲み会切り上げパターンをお見せしましたが、同じ職場にもあなた以外にオンライン飲み会を早く切り上げられている方はいらっしゃるんじゃないでしょうか。

まずは、早く切り上げられている人のやり方をマネしてみてください。あなたも、同じ理由でオンライン飲み会を途中退室したり、不参加になったりしてもいいはずなんですから。

（文：トイアンナ、イラスト：黒猫まな子）

※この記事は2020年09月29日に公開されたものです