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マタハラの定義とは。3つの事例とマタハラになる言葉

トイアンナ

マタハラをしない・させないためにできること

ここまでご覧いただいた方は、ざっくりとマタハラの避け方も見えてきたのではないでしょうか。マタハラを避ける簡単な方法は以下の通りです。

欲しいサポートを教えてもらう

妊婦といっても、切迫流産、つわりがひどい、何事もなかった……など感じるつらさは人それぞれ。

妊娠した社員に、どんな配慮が欲しいか「未経験だから勉強不足で申し訳ないんだけど、どういったことがつらいか教えていただけたら、サポートしやすいから教えてもらえますか」と相談してみましょう。

マタハラを見かけたら助けに行く

もしマタハラを見かけたら、あなたが援護射撃しましょう。

例えば、誰かが「いいっすよね、〇〇さんだけ早く帰れて」と妊婦をこき下ろしたら、「そうですよね、こんなパツパツの人員しか配置してない部門長に問題ありますよね」と、課題の矛先を正しい方向へ修正しましょう。

そして、妊婦・経産婦の社員が聞いてしまったら「あなたは何も悪くないから」と伝えてください。あまりにマタハラがひどいようだったら、社内のコンプライアンス部門に報告しましょう。

あなたの一言が、マタハラから女性を救います。この記事がマタハラを自分がしないだけでなく、させないムード作りに、少しでも貢献できれば幸いです。

(トイアンナ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年09月09日に公開されたものです

トイアンナ (コラムニスト)

1987年生まれ。慶應義塾大学卒業後、P&Gジャパン、LVMHグループにてマーケティングを担当。2015年にライターとして独立し、その後編集プロダクション「WERITE」を設立。「書く」プロフェッショナルとして、企業サイトの制作、オウンドメディア運用、SNS運用代行などを幅広く手掛ける。ライターとしては5,000人以上の人生相談に携わった経験をもとに「人事採用・婚活・医療」分野で主に執筆。著書に『改訂版 確実内定』(KADOKAWA)、小説『ハピネスエンディング株式会社』(小学館)など。

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