「懐に入る」の意味とは。周りから好かれる人の6つの特徴
上手く懐に入れるようになる5つのコツ
ではここからは、懐に入るのが上手な人の特徴をもとに、自分たちでも参考にできるちょっとしたコツをお伝えしていきます。
(1)相づちに「なるほど」を使う
「なるほど」という言葉を相づちとして使うことをおすすめします。何を言われてもまずは「なるほど」と言うと、言われた相手は「気持ちを受け止めてもらった」という気持ちになります。
ポイントは、ぶっきらぼうに言わないこと。また、目上の人には「おっしゃる通りです」など言い換えることを忘れずに。
(2)相手の趣味嗜好を知る
相手の好きなもの、興味があるものを把握しましょう。特に懐に入ることをビジネスに生かしたい人は、お客様の趣味格好を記録しておくくらいの貪欲さを持つといいですね。
(3)相手のパーソナルスペースを知る
パーソナルスペースとは「これ以上近づかれると不快」と感じる空間のことで、これは男女による差もありますし、相手との関係性や個人の資質によってもかなりバラつきがあります。
ただ、まずはこうしたスペースが個々にあることを理解しましょう。そして、相手の表情や行動でどのくらいまでが許容範囲なのかを把握し、パーソナルスペースを侵さないように心掛けてみてください。
(4)語彙を増やす
自分の中にたくさんの語彙が無ければ相手を褒めることも、弱点を長所に言い換えることもできません。
語彙を増やすために必要なことは、まずはたくさん文章を読むこと。並行して日記などの文章を書いたり、人との会話を増やしたりすることでも語彙を増やすことができます。
(5)相手の立場で考える習慣を付ける
例えば、無理難題が多い上司にムカついた時に「でもこの上司もさらに上から指示されているから板挟みでつらいのかな」など相手の状況や感情に思いを馳せてみます。
そうすることで、相手の立場に良い意味で同情できるようになり、相手の承認欲求を満たすようなコミュニケーションが取れるようになりますよ。
自分がされてうれしいことを相手にもする
いかがでしたでしょうか。今回は、懐に入ることが上手な人の心理をお伝えしました。
心理学の手法を絡めてお話しした部分もあるので、少し難しそうだと感じた方もいるかもしれません。
しかし、基本は「自分がされてうれしいことを相手にもする、自分がされて嫌なことは相手にもしない」ということを心掛ければOK。
まずは、やってみることができそうだな、と思えるものからすぐまねできる簡単なことから試してみてくださいね。
(小日向るり子)
※画像はイメージです
※この記事は2020年08月19日に公開されたものです