結婚は無理かも。結婚できないと考える人の特徴と注意点
結婚できないかもと考える人の特徴
日本では「周りから結婚を期待されているけど、無理そうだ」と思っている人だけでなく、主体的にシングルを選んでいる人も増えてきました。
それも、アンチ結婚制度! というよりは、自然体のシングルが増えているように思われます。その背景には、こんな事情がありそうです。
(1)経済的に結婚は無理そうだと判断している
年収200万円、非正規雇用。安定を求めても、周りの男性だって似たり寄ったりの雇用条件。だとしたら、結婚って無理そうじゃない? と、悩んだ人が諦めるのは当然のことでしょう。
電気代などの公共料金の負担を減らすため、結婚よりシェアハウスでの同居を選ぶケースも増えました。
(2)結婚に必要な努力が途方もない
職場に出会いがない場合、婚活なしでは結婚が難しくなります。マッチングアプリで複数人とやりとりし、いい感じの人とデートして、自己紹介を繰り返す……。そんな作業をしてまで結婚したいか? と、我に返る場合があります。
(3)自尊心が低く、結婚できると思えない
「どうせ私なんか、結婚できないんだ」と思っている女性は少なくありません。家庭の事情、外見への自信のなさ、地方住まいでの男性不足……。
事情はいろいろありますが、心のどこかで「完璧な家庭に生まれていなければ、結婚できない」と思い込んでいるパターンもあります。実際には世の中の家庭のほとんどが、何らかの課題を抱えているものですが。
(4)既婚者ばかり好きになる
デートでエスコートしてくれて、困ったときには助けてくれる。ご飯はおごりで、こじゃれたイタリアン……なんてスマートにできる人は、大概が既婚者です。デートの完成度を求めるなら、お相手候補に経験豊富な既婚者が増えるのもあり得ること。
不倫を繰り返した果てに「妥協して未婚の相手を探すくらいなら、無理に結婚しない方がいいのかも」と考える女性がいます。
とはいえこのタイプは、いつか「完成品の男じゃなくてもよくない?」と気付くもの。ダイヤの原石となる男性を育てる覚悟さえ決まればあっさり結婚します。
(5)結婚する理由がない
最後に、結婚するメリットを全く感じない人がいます。LGBTQの人たちは、結婚の強制力がなければわざわざ異性と結婚するメリットがありません。また、「家」を感じさせる法律婚よりも、2人の関係にフォーカスした事実婚を選びたい人もいます。
さらに実家が裕福で結婚するといっそ資産が減るリスクの方が大きい人も。結婚にはデメリットしかないと考える層も、一定数いるのです。