自己陶酔とは? 自己陶酔する人の特徴・心理と対処法【診断付】
自己陶酔している人に見られる特徴
次に、自己陶酔している人に見られる具体的な特徴をご紹介します。
(1)虚言癖がある
自己陶酔型の人は、虚言癖がある場合が多いです。
自分に酔って気分が高揚している状態で話してしまう結果、本人も自覚のないまま話が盛られていき、事実と異なる嘘を話してしまうことがあるのです。
(2)頑固
「自分に酔いしれる」という境地へたどり着くまでに、誰かが酔いを冷ますような言葉をかけてくれたりするものです。しかし、そうしたアドバイスや意見を頑として受け入れない傾向にあります。
(3)自慢話が好き
一般的に自慢話は他人に褒めてもらったり感心したりしてもらいたくて話すものですが、自己陶酔タイプは他人からの称賛はあまり必要としておらず、ただ陶酔した自己の感情を吐き出したいという理由で自慢話をします。
そのため視線が話す相手の方を向いておらず、どこか遠くを見つめているように見えることもあります。
(4)自分発信のみ
(3)で「陶酔した感情を吐き出したい」と解説しましたが、現在ではこれをSNS上で行うことも多くなりました。
しかし、前述したように自己陶酔型の人は基本的に自分が中心ですので、他人のSNSには興味がありません。そのためSNSでつながっている人からは「自分の発信ばかりで、自分に酔っているなぁ」という不快感を与えてしまうこともあります。
(5)コレクション(収集趣味)がある
コレクションは、自分の感性に合っている物に囲まれることそのものに対する満足感もありますが、集めるまでにかかった時間や努力といった自分の熱量に対して酔いしれることもできます。
そうした意味で自己陶酔タイプはコレクション癖を持つ人も多いです。