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仕事がしんどいのは甘え? 仕事を辞めたいときの6つの対処法

熊谷佐知恵(心理カウンセラー)

仕事がしんどい時のサイン

仕事がしんどい時、自分では気づかなくても具体的なサインとして表れていることがあります。仕事がしんどいと感じ続けると、どのようなリスクが出てくるのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。

(1)集中力が低下して効率が下がる・ミスが増える

仕事に集中ができずすぐに気が散ってしまうなど、効率が下がり仕事がなかなか終わらなくなってしまいます。

自分がやるべきこと以外のことが気になったり、仕事が長引いて残業時間が増えていたりするなら注意してください。今まではしなかったようなミスが増えるのも、1つのサインでしょう。

また、長期休暇などの最終日に「今日で休みが終わってしまう……」と思った途端、体がだるくなるといった場合は、精神的にも疲れている証拠です。

(2)寝ても体の疲れが取れない

「今までは寝て起きればすっきりしていたのに、最近はいくら寝ても疲れが取れない……」という方は要注意です。

健康な状態であれば、しっかりと休めば疲れは取れるものです。しかし、そうならないということは体の回復機能が低下しているというサインといえます。

(3)疲れすぎて眠れなくなる

心も体も疲れているはずなのになかなか寝付けない日が続くなら、赤信号です。

なぜなら、正常な睡眠を促す交感神経と副交感神経のリズムが崩れるほど、極度な緊張状態が続いてしまっているといえるからです。

このままでは気力体力共に消耗してしまいますし、出社しても頭が働かず、健全な判断も難しくなってしまいます。

(4)仕事に行きたくないと感じ欠勤が増える

前日の夜や朝に「仕事に行きたくない」と感じて、ベッドから離れることができないということもあります。

どうしても起き上がることができず、欠勤が増えていくことで職場に居づらくなることもあるでしょう。

(5)休日も仕事のことを考えて休めない

せっかくの休日なのに、ぼーっとしてしまう。ふとしたタイミングで仕事のことを思い出してしまう。むしろ仕事のことばかり考えてしまうなどの状況が続くようであれば、かなりストレスを感じていると言えます。

そのまま気分転換ができない場合は、体調を崩してしまう可能性が大きいでしょう。

▶次のページでは「仕事がしんどい時の対処法」を紹介します

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