お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

試験&面接前に! 簡単に緊張をほぐす8つの方法

沼田みえ子

簡単に緊張をほぐす8つの方法

よく緊張してしまうという方も大丈夫、安心してください。

これからご紹介する緊張をほぐす方法は、私も講演前に実際に取り組んでいて「効果が高いな」と実感しているものばかりです。ぜひ試してみて下さいね。

(1)深呼吸をする

不安な状態に陥ると、私たちは呼吸が浅く速くなりがちです。ゆっくりと深い呼吸はリラックスに関わる副交感神経の働きを良くし、気分を落ち着けることができますよ。

4秒吸って6秒で吐きます。吐く方により意識を向けると効果的。

(2)自分の心境を実況中継する

「おぉ~、なんだか心臓がドキドキしてきました~。さすがにこれだけの人を前にして話すとなると、かなり緊張している模様です。」

このように感情を意識化(言語化)しているとき、私たちは感情の外側に立つことができ、感情にのまれることがなくなります。

(3)音楽を聴く

元気がなく落ち込んでいるとき、音楽からパワーをもらった経験はありませんか? 音楽は私たちの心にとても共鳴しやすいのです。

聴く音楽のジャンルはあなたのお気に入りであれば、どんなものでもOKです。

(4)リラックスのつぼを押す

手のひらの真ん中にある労宮というつぼを押すとリラックス効果があるといわれています。

手のひらを上にしてこぶしをぎゅっと握ったときに、薬指の先が当たる箇所を、もう片方の親指で5秒くらいゆっくり押して、ゆっくり離すという動作を10回ほど繰り返してみましょう。

(5)体を動かす

手を上にして背筋をぐーっと伸ばしてみましょう。そして膝を曲げたり伸ばしたりを2〜3回程度、繰り返します。もし場所的に可能なら腕をぐるぐると回すのもおすすめです。

ちょっと体がポカポカしてきませんか? 体と心は無意識でつながっています。血の巡りが良くなって体が温まると、心がリラックスしやすくなりますよ。

(6)ポジティブな言葉を発する

「余裕余裕!」「大丈夫!」「まだまだいける!」などポジティブな言葉を自分の耳に聞かせてみましょう。人間の心は騙されやすく、言葉の影響を受けやすいのです。

(7)緊張をほぐす食べ物を食べる

バナナは緊張を軽くするといわれる神経伝達物質セロトニンを作るために必要な要素を全て兼ね備えています。

また、チョコのカカオに含まれているテオブロミンは神経をリラックスさせてくれる効果が期待できます。

どちらも緊張したときに、食べてみると良いでしょう。

(8)緊張している自分を丸ごと受け入れる

「だよね、緊張しちゃうよねー」「そうそう、気合が入っちゃっているんだもん。そりゃ~緊張するのも無理ないよ」。

そうやって自分で自分に共感してあげると、緊張感が減りやすくなりますよ。

次ページ:緊張することにおける2つのメリット

SHARE