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危機管理能力が高い人が持つ特徴。向上させたい人へのヒント

トイアンナ

危機管理能力は必要? 危機管理能力を向上させるには

では、危機管理能力はすべての人に必要でしょうか。わたしはやや懐疑的です。

危機管理能力が低い人には、真っ先に動ける強みがあります。理想的には、危機管理能力が低い人が営業など前線を任され、危機管理能力が高い人が「ちょっと! それはウチ的にダメですよ!」と引き留め役として後方の職場で活躍すべきでしょう。

ですが、最低限の危機管理能力がないとどんな部署でも壊滅します。

ですから危機管理能力が「ゼロ」だと感じた人は、ぜひ失敗をしたとき「次からどう仕組みを変えるか」に意識して、改善リストを作ってみてください。

危機管理能力は生まれ持った性質も関係しますから、能力が低いからといって責めることはありません。ただ、行動パターンを変えるだけで十分です。

もし、今の部署で危機管理能力が必要とされており、かつ自分にそのスキルが不足しているなら……異なる職種への異動や転職も視野に入れてみてくださいね。

(トイアンナ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年03月19日に公開されたものです

トイアンナ (コラムニスト)

1987年生まれ。慶應義塾大学卒業後、P&Gジャパン、LVMHグループにてマーケティングを担当。2015年にライターとして独立し、その後編集プロダクション「WERITE」を設立。「書く」プロフェッショナルとして、企業サイトの制作、オウンドメディア運用、SNS運用代行などを幅広く手掛ける。ライターとしては5,000人以上の人生相談に携わった経験をもとに「人事採用・婚活・医療」分野で主に執筆。著書に『改訂版 確実内定』(KADOKAWA)、小説『ハピネスエンディング株式会社』(小学館)など。

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