危機管理能力が高い人が持つ特徴。向上させたい人へのヒント
危機管理能力が低い人の特徴
では、危機管理能力が低い人はどういった行動をとってしまうのでしょうか。
ここまでに経験した、筆者の失敗談を列挙いたします。
危機管理能力が低い人は、まず動く
長所でもあるのですが、危機管理能力が低い人は考える前に動きます。動いてからトラブルに直面し、解決すればいいやと考えるのです。
当然ながらトラブルは多発しますし、致命的なトラブルで積み上げたものが無に帰すことも少なくありません。
危機管理能力が低い人は、課題を泣きながらこなす
宿題であれ、仕事であれ……面倒だなと思ったら後回し。最終日近くなって「あれ!? まだ終わってない!?」と泣くことになる。
これが危機管理能力が低い人に最も多い“あるある”話でしょう。
危機管理能力が低い人は、火事場の馬鹿力を信じすぎる
そして、危機管理能力が低い人ほど「最終日になんとかした」経験を積んでいます。そして、次回以降も「最終日になんとかすればいいや」と後回しにする負のサイクルを繰り返すのです。
しかし、火事場の馬鹿力は体力に依存しているため年齢と共に衰えますし、風邪をひいてしまうなど、ちょっとしたアクシデントがあればすぐダメになる技。そのため、最終的には大きなトラブルを引き起こします。
危機管理能力が低い人は、失敗したら自分を責める
意外かもしれませんが、危機管理能力が低い人ほど失敗したとき自分を責めます。
「わたしはダメだ。こんなに危機管理能力がないなんて……」と自己嫌悪に陥り、そのまま学ばずに元気を取り戻してしまうのです。
失敗したとき「どうせわたしはダメなんだ」に原因を帰結させると、学ばずに失敗を繰り返してしまうのです。