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「守銭奴」と言われないためには? 特徴と心理を解説

小日向るり子

「守銭奴」と言われる人の特徴

では、「守銭奴だ」と言われる人にはどのような特徴があるのかをご紹介します。「自分は守銭奴なのでは?」と思っている人は、次の特徴に当てはまるか確かめてみてください。

1.損得勘定が強い

例えば、会費が2000円の料理バイキングがあったとします。ケチな人は2000円でも出費があるので行くのを渋る可能性がありますが、守銭奴な人は2000円の出費で5000円の料理が必ず食べられるのであれば行きます。

すべて貨幣価値で換算して、プラスになるかどうかが重要なのです

2.無料のものが好き

ケチな人も守銭奴な人も無料が好きです。しかし、その心理は違っています。

たとえばサービスで「ご自由にお持ち帰りください」というものが店舗にあった場合、ケチな人は「家にあるものをいかに減らさないか=手持ちの量を増やし得をする」という心理であるのに対して、守銭奴は「これをもし買うとしたらいくらか=いくら儲かることになるか」という方向で考えます。

3.コト消費が苦手

学びや楽しさはお金に換算することができません。

そうした物質的な価値ではないものに対してお金を使うことを俗に「コト消費」といいますが、これがとても苦手です。

「物理的に目に見えるもの」以外の消費には、とても慎重です

4.お金に対して細かい

根底にあるのは「たかが1円、されど1円」の心理。

複数人での食事会などでは、合計金額をきっちり1円単位まで分けたがります。「ざっくりとでいいよね」などと誰かが言おうものなら、あからさまな不快感を示すこともあります。

5.貯蓄高を眺めるのが好き

好きなものってずっと見ていられますよね。守銭奴の人は趣味が貯蓄ですから心理はこれと同じ。お金が大好きなので、お金ならずっと見ていられるわけです。

具体的には頻繁な通帳記入、ネットバンクの利用明細の頻繁なチェック、保有株や債券の値動きを見続ける、などです。

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