ナルシストの特徴6つ。心理や付き合い方も解説
ナルシストとは、「自己陶酔型の人」という意味。では、そんなナルシストはどのような特徴を持つのでしょうか。また、その性格に隠された心理とは？ ナルシストな性格の改善方法やナルシストとの付き合い方と併せて解説します。
「この人、もしかしてナルシストかも……？」そんなふうに思ったら、何を基準に判断すればよいのでしょうか。
また、相手を傷つけず、自分自身もイライラしないための適度な距離感、かかわり方とは？
今日は、ナルシストの心理と特徴に加え、相手との関係別に上手な付き合い方を紹介します。ナルシストとの付き合い方を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
ナルシストの意味とは？
「ナルシスト」は正式には「ナルシシスト」です。「ナルシシスト」と辞書で引くと以下のように記載されています。
ナルシシスト【narcissist】
自己陶酔型の人。また、うぬぼれ屋。ナルシスト。
（『デジタル大辞泉』小学館）
つまり、ナルシストとは「うぬぼれが強い人」を指す言葉です。
ナルシストの特徴6つ
ナルシストには一体どんな特徴があるでしょうか。共通する特徴を、6つ見ていきましょう。
（1）根拠のない自信を持っている
ナルシストといえば、やはり自分に自信を持っていることが最大の特徴だといえるでしょう。
ナルシスト特有の特徴としては、これまでに経験したことが自信につながっているのではなく、根拠のない自信を持っていること。
たとえば、「オレならできる。だってオレはオレだから」といった意味不明な持論を掲げている人は、間違いなくナルシストといえますね。
心理カウンセラーが自信家の特徴を詳しく解説します。
（2）自分の話にしか興味がない
2つ目の特徴は、自分の話にしか興味がないことです。
ナルシストは自分を特別な存在だと思っているため、他人に興味がありません。むしろ、「みんな、わたしの話を聞きたいはず」と思い込んでいる可能性すらあります。
あなたの周りにも、SNSでは自分のことを発信しまくるくせに友達の投稿は大体スルーする、といった人はいませんか？ ナルシストの心理は、SNSの使い方にも表れます。
心理カウンセラーが自分の話ばかりする人の心理を解説します。
（3）何にでもチャレンジする
何にでもチャレンジするのも、ナルシストに共通する特徴です。
ナルシストは根拠のない自信を持っているため、「自分はなんでもできる」と思っています。
そのため、周りから見ると「それは無理だろう」と思うことでも、簡単に引き受けてしまうのです。
好奇心旺盛な人の長所と短所を分析します。
（4）目立つことが好き
4つ目の特徴は、目立つのが好きなこと。聞いてもいないのに「こんなすごいことをした」や「こんなふうに褒められた」などと自慢をしてくるのも、ナルシストならではの「目立ちたい」という気持ちが表れています。
また、「自分は特別」といった気持ちや「最も目立つべきは自分」という気持ちもナルシストは持ち合わせているため、自分よりも目立つ人が現れると異常に嫉妬します。
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（5）恋人との交際が長続きしない
ナルシストは、恋人との交際が長続きしません。交際が長続きしない理由は、やはり自己愛の強さにあるでしょう。
例えば、
・相手に興味を持たない
・思いやりがない
・嫉妬心が強い
といった特徴がナルシストにはあるため、恋人もいずれ愛想を尽かしてしまうのです。
恋愛が長続きしない人の共通点を分析します。
（6）プライドが高い
ナルシストな人は、プライドが高いのも特徴。自分の知能やスキルに自信を持っており、「こんな自分は優れている」と思っている傾向にあります。
周りよりも自分の方が優れていると思っているので、自分の非を指摘されてもなかなか認めたがりません。
また、たとえ親しみを込めたいじりであっても、自分がばかにされるのは許せないようです。
【ナルシスト度診断】あなたは当てはまる？
ここまで読んで、自分がナルシストに当てはまるのか気になった人はいるかもしれません。
以下の診断では、10の質問に答えると今のナルシスト度が出てきます。自分や気になる人がナルシストなのかどうか迷ったら、ぜひ一度やってみてください。
あなたや周囲の人のナルシスト度を診断でこっそりチェックしてみましょう。
▶次のページでは、ナルシストの心理を紹介します。
