ナルシストの特徴6つ。心理や付き合い方も解説
ナルシストを改善するには?
他人に対して、「あの人はナルシストだな」と思う一方で、自分に対してそんな印象を抱いたことはないでしょうか?
自己陶酔の気持ちがあり、何より自分が大好き。だけど、そんな様子を客観的に見たらどう思われるのか、と不安になる人もいるはずです。
では、自分の「ナルシストさ」を改善するには、どんな方法があるのでしょうか。
(1)他人を認める
当たり前ですが、世の中には、あなた以外の人も存在します。そして、その存在を認めましょう。ナルシストな人は自分こそが世界の中心で、周りが見えなくなってしまうことがあるからです。
あなたの長所はそのままで他人と比べる必要はあまりありません。しかし、同じように周囲の人は何かしらの長所を持っています。
それを「すごい!」と認めることができれば、優劣をつける感情が薄まっていき、「自分だけがすごい」という感覚から離れられるはずです。
(2)自分の短所を知る
自分にできないこと、改善が必要な課題にも目を向けてみましょう。
時には、自分の短所を知り、非力なことを悟って謙虚になる瞬間も必要です。そうして人は、短所を克服しながら成長したり、俯瞰できるようになっていったりします。
楽しくない作業かもしれませんが、たまには短所を書き出してみましょう。
できないことを知ると、自分に対しても他人に対しても寛容になれるかもしれません。
(3)聞き手に回ってみる
ナルシストな人の特徴として、「自分の話にしか興味がない」というポイントを先述しました。その立ち居振る舞いは、「私こそ特別な存在である」という傲慢を、より強くしてしまう可能性があるのです。
自分を変えたければ、周りの話をきちんと聞いてみましょう。その中で、周囲の人の良さを知り、相手の個性も知っていくのです。また、話を傾聴するようにすれば、「自分だけが主役」と思い込んだ会話を改善できるはず。
人の話を聞くコツを解説します。
(4)とことん失敗する
みずから失敗をして、自分の手で自分に鼻っぱしを折ってしまう方法です。
失敗をした分だけ、人の気持ちが分かるようになったり、優しくなれたりします。失敗を繰り返すことも、時には人生に必要なのです。
失敗を通して、「自分なんて……」と思う慎ましさを知りましょう。
失敗は何も悪いことではありません。その先ではるかに成長し、また愛せる自分と出会えるはずです。
▶次のページでは、ナルシストとの付き合い方を紹介します。